レベリオ騎士団とは小説作品「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」(SQEXノベル)に登場する団体です
主人公ベリルが特別指南役として迎えられた騎士団であり、レベリス王国における主戦力の一つです
団員も選りすぐりの精鋭揃いとなっています
作中ではベリルが特別指南役であることもあり、訓練風景などがよく描かれています
そして、時には騎士団として大規模な行動をとることもあります
レベリオ騎士団がどんな組織で、どんな活動をしているのかをご紹介していきます
ネタバレを含みますのでご注意ください
レベリオ騎士団とは
レベリオ騎士団はレベリス王国直轄の最大戦力です
都市の治安維持から大型のモンスターの討伐まで幅広い役割を担います
騎士団庁舎は首都バルトレーンの中央区に置かれ、西方の国境都市ヴェスタパと北方の海港都市ヒューゲンバイトに主な屯所があります
入団試験
レベリオ騎士団の入団試験は大変厳しいことで有名
筆記試験、面接試験、実技試験に合格しなければ入団することは叶いません
実技試験は候補者同士で模擬戦を行い、その後で教官役の騎士とも行います
候補者同士の模擬戦は相手を変えて何回か行われます
その後で教官役との対戦となりますが、これは体力を見ることも含まれています
例年では5~10名程度が合格しますが、作中では少し多い11名が合格しました
ちなみに教官役との模擬戦は、善戦する者や勝ちを拾う者もいるそうですが、圧倒したのは現団長であるアリューシアのみ
関係者
アリューシア・シトラス
団長。”神速”の異名を持つ。ベリルの弟子であり、彼を特別指南役に推薦しました
彼女は指南役も兼任しています
ヘンブリッツ・ドラウト
副団長。”轟剣”の異名を持つ。当初、ベリルの実力に疑念を抱き、手合わせを願いでますが、完敗したことで考えを改めました
以後は彼に尊敬の念を抱いています
クルニ・クルーシエル
団員。小柄な体格に似合わぬパワーの持ち主。性格は素直で純粋。
エヴァンス・ジーン
団員。クルニと同年代。作中の入団試験では、教官役として候補生との模擬戦を行う
フラーウ
団員。傭兵団との戦闘で負傷しましたが無事に復帰。将来の幹部候補
ヴェスパー
団員。傭兵団との戦闘で瀕死の重傷を負います。一命はとりとめましたが復帰はできていません
ケーニヒス・フォルセ
北方都市駐屯大隊の大隊長。ベリルの幼馴染。
ジラ
北方都市駐屯大隊所属の騎士。
ベリル・ガーデナント
レベリオ騎士団特別指南役。”片田舎の剣聖”。
作中での活躍
第3巻においてスフェンドヤードバニアの使節団の来訪に伴う警備を担当
グレン王子の遊覧の警護を、教会騎士団と協力してい行います
その中で二度に渡って暗殺未遂事件が発生
教会騎士団に内通者がいるなど不利な状況でしたが、グレン王子と同行していたサラキア王女を守り抜きます
第7巻では隣国に嫁ぐサラキア王女の護衛を担当
道中だけでなく、婚儀の警備も行います
その中でクーデターが発生し、動く死体や合成獣などを相手に奮闘します
大きな被害を出しながらも首謀者を倒し、クーデターを防ぐことに成功
第8巻では入団試験が行われます
候補者の中にはベリルの弟子であるアデルとエデルの姿もありました
2人とも無事合格し、騎士団入りを果たします
その後、新人の訓練と顔見せを兼ねて北方に遠征します
まとめ
作中での騎士団としての活動は多くありません
ベリルが特別指南役と立場であるため、訓練風景がよく描かれています
王国の主戦力が動く事態というのはない方が平和ですが……
当初はアリューシアやヘンブリッツ、クルニくらいしかはっきりと描かれていませんでしたが、話が進むにつれて他の騎士たちも出てくるようになりました
他にもどんな騎士がいるのか楽しみです
これからのレベリオ騎士団の活躍と、新しい騎士の登場を期待しつつ、今回はここまでとさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました