小説

ティアムーン帝国物語 オウラニアとは?

オウラニア・ペルラ・ガヌドスは小説『ティアムーン帝国物語』に登場する人物です。

書籍版では15巻から登場しています。

彼女はどんな人物なのか?

作中ではどんな活躍をするのか?

書籍版、コミック版の全部を読んだ筆者が書いていきます。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

作品紹介

『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる姫の転生逆転ストーリー~』は小説家になろうにて連載中の小説です。

作者は餅月望。イラストはGilse。

TOブックスより単行本16巻、短編集1巻が発売されています。

コミカライズもされており、コロナコミックスから8巻まで発売中。

他にもアニメ、舞台、ドラマCDなど幅広く展開されています。

オウラニアとは

ガヌドス港湾国の王女。

語尾を伸ばす独特の喋り方をします。

親交のあるエメラルダからの勧めで、聖ミーア学園に入学を希望。

ミーアと対面し、自らの希望を伝えますが、当のミーアからはセントノエル学園を紹介されます。

そして、 彼女はセントノエルに。

ここから物語に関わってきます。

無知なお姫さま

オウラニアは自分の楽しみだけを追求する人物です。

彼女がこうなってしまったのには理由があります。

夫の愛を求める母親から、オウラニアが立派な王女になるようにと言われます。

その後、母親は離婚して別の家庭で欲していたものを手にしました。

残されたオウラニアは、父にどうすれば良いか尋ねます。

父から帰ってきたのは「何もしなくても良い」という言葉。

オウラニアは父が自分に関心が無いのだと悟ります。

以来、自分の楽しみだけを追い求めるようになったのでした。

ただし、無知ではありますが、無能ではありません。

洞察力に優れ、相手の心情を察する事ができます。

釣りマニア

釣り好きのオウラニア。

セントノエルに来てからもそれは変わりません。

父からの言い付けに従い、ミーアと距離を取っていた彼女。

その釣り好きを利用され、ミーアの思惑通りに釣り大会に参加してしまいます。

泳ぎが達者

釣り大会でミーアと勝負することになったオウラニア。

その最中にキリルが船から海へと転落します。

皆が慌てふためく中、真っ先に海に飛び込んだのがオウラニアでした。

沈んでいくキリルを海面まで引き上げ、周囲の助けも借りて無事に救助します。

弟子入り

釣り大会を通じて、ミーアたちとの親睦を深めたオウラニア。

その中で自分の間違いを悟ります。

そして、王女としての生き方を模索していくことになります。

そこで頼みとしたのがミーアでした。

彼女はミーアへの弟子入りを希望。

困惑するミーアですがオウラニアは意に介さず、押し掛け弟子となりました。

ここから彼女の新しい物語が始まります。

まとめ

ミーアの弟子という新たな立ち位置を獲得したオウラニア。

元々、洞察力に優れた彼女。

やる気を出せば師匠超えも夢ではないでしょう。

友人ではなく、師弟関係というこれまでいなかったキャラクター。

かなりのインパクトがありました。

これから彼女にはかなりの災難が降りかかりますが、ミーアたちがいれば大丈夫でしょう。

彼女のこれからの活躍を期待しつつ、今回はこれまでとさせて頂きます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。