小説

【片田舎のおっさん、剣聖になる】人物紹介ミュイ・フレイア

ミュイ・フレイアは『片田舎のおっさん、剣聖になる』の登場人物です

主人公ベリルが後見人となり、2人で暮らしています

どうしてベリルに引き取られたのか?

彼女はどういう人物なのか?

作中での活躍は?

これら疑問に答えていきたいと思います

ネタバレも含みますのでご注意ください

ベリルと同居

ある事件がきっかけでベリルと同居することになるミュイ

青い髪が特徴的な魔術師の卵です

魔法の才能があった彼女は、魔術師学院に通うことになります

学院に通うにあたって後見人が必要となった際、縁があったベリルに白羽の矢が立ちました

これらは魔法師団長であり、魔術師学院の学院長であるルーシーの手配によるもの

2人が住む家も元は彼女の所有物でした

蘇生魔法

ベリルとの出会いは、彼の財布を盗もうとしたためでした

王都でも治安の悪い場所で生まれ育ったミュイは、姉と2人で細々と暮らしていました

その姉が亡くなり、ある人物から蘇生魔法を事を聞かされます

ミュイは姉を生き返らせるために、提示された大金を集める目的でスリを働いていました

彼女が魔法に目覚めたのも、その間のことです

後にルーシーから蘇生魔法が存在しないことを知らされ、大きなショックを受けます

彼女を騙していた集団はベリルとルーシーに捕らえられ、その黒幕まで捕まることに

それらが終わった後、ルーシーが礼としてベリルに家を譲る話になります

その時、ミュイも彼に預けられることに

魔術師の卵

魔法の才を認められたミュイは、ベリルの家から魔術師学院に通うことに

学院ではフィッセル・ハーベラーが講師を務める剣魔法科を受講

受講生が少なく当初はミュイを含めて5人しかいませんでした

シンディ・ラビュート
ルーマイト・バファン
フレドーラ・エネック
ネイジア・ガンド

の4人とミュイです

真面目に講義を受けているミュイですが、フィッセルに「不器用」と評されます

剣魔法では白い魔力を使うのですが、ミュイは赤くなってしまいます

魔力の変換ができておらず、それが「不器用」と評された原因

ただ、ルーシーは違う見解を示しています

魔力を炎に変換するのが得意なだけで、不器用とは言い難いとのこと

習い始めたばかりで決めつけるのは時期尚早ということでしょう

学院での友達

生い立ちゆえに警戒心が強いミュイ

ベリルと暮らすようになってからはそれも和らいできていました

それでも学院では人付き合いに苦心する毎日

通い始めの頃は弱音も吐いていました

ですが、そんな彼女にも友人ができます

それが同じく剣魔法科を受講している4人でした

最初は戸惑っていましたが、彼らとの仲を深めます

シンディの誕生日を内輪で祝うほどに親交は深まりました

ベリルの実家へ

サーベルボア退治のために故郷に帰ることになったベリルに同行して、ビデン村を訪れます

ベリルの両親に会うことになるのですが、まだまだ警戒心が強く、居心地が悪そうにしていました

その辺りはガーデナント夫妻(ベリルの両親)も心得ており、何かと気を使ってくれます

そのおかげでミュイの警戒心も薄まりました

ミュイとの会話でベリルの父モルデアはある事を決意

サーベルボア退治後に行動に移します

それはベリル本人の考えを大きく変えることにもなりました

まとめ

過酷な生い立ちを持つミュイ

ベリルに出会ったことでその人生は大きく変わります

普段は口にしませんが、ベリルに強く憧れており、剣魔法科を選んだのもそのため

少しずつ交友関係も広がり、穏やかな日々を送っています

魔術師としてはまだ卵なので、今後どんな成長を遂げるかはわかりません

剣魔法でがんばるのか?

それとも別の道に進むのか?

彼女の今後の成長が楽しみです

これからの彼女の活躍に期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。