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魔女大戦 第1巻 感想

月刊コミックゼノンで連載中の『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』第1巻をご紹介します

悪魔女王アグラットに選ばれた32人の魔女が命を賭けて戦うワルプルギス

敗北即死のデスマッチトーナメントに参加するのは歴史に名を残す女性たち

最後まで勝ち残れば己の『欲』を叶える権利が与えられます

最後に笑うのは誰か?

第1巻からご紹介していきます

ネタバレも含みますのでご注意ください

ワルプルギス

悪魔女王アグラットにより選ばれた32人の魔女が生き残りを賭けて戦うデスマッチトーナメント

最後の傷者にはアグラットが『欲』を叶えることを約束しています

『欲』が魔女の力の源

それが大きければより強い力を生みます

勝者は願いを叶えることができますが敗者にはペナルティが科されます

輪廻の輪から外れ、生まれ変わることすらできない永遠の死

それが代償でした

魔女の力は大きく分けて2つ

『魔法』と『魔装』です

魔法
『欲』を源として発露する異能

魔装
『欲』を武器とし鎧とする魔女の戦闘装束

この2つがあれば、戦いが不得手の魔女でも戦えるようになります

ジャンヌ・ダルク

史実の通り火刑に処された彼女

その前に悪魔のリリムとリリスが現れます

目的はワルプルギスへの招待

しかし、ジャンヌは自分には『欲』が無いと言います

リリムとリリスは否定

促されるままに契約を行い、ワルプルギスへと向かいます

悪魔女王アグラット

悪魔女王アグラット・バッド・マハラット

ワルプルギスの主催者であり恐るべき悪魔

『欲』を重視し、巨大な『欲』を持つ魔女を集め、戦わせることで更なる『欲』を求めます

そこには何らかの目的があるらしく、『700万年越しの悲願』と作中で口にしています

そして始まるワルプルギス

参加者は何れ劣らぬ『欲』の持ち主です

巴御前 対 エリザベート・バートリー

ワルプルギス第1回戦第1試合が開始されます

対戦するのは巴御前とエリザベート・バートリー

『豪』の魔女:巴御前
欲:悪滅欲
魔装:大刀一人千力(だいとういちにんせんりき)
豪魔法:禍断の空弓

『血』の魔女:エリザベート・バートリー
欲:嬲欲
魔装:血の伯爵夫人(カウンテス・オブ・ブラッド)
魔法:朱殿の遊び部屋(レッドプレイルーム)

まとめ

32人の魔女によるデスマッチトーナメント

参加者は歴史に名を残す女性たち

そこに加わることになった『無欲』のジャンヌ・ダルク

単純な強さがものをいう戦いではなく、『欲』の大きさが勝敗を決します

『欲』の形も魔女によって異なっています

1巻で登場した魔女は4人

ジャンヌ・ダルク:無欲
マリー・アントワネット:君臨欲
巴御前:悪滅欲
エリザベート・バートリー:嬲欲

とこの4人だけでもかなり違っており、ジャンヌに至っては『欲』がありません

このままではワルプルギスを勝ち抜けそうにありませんが、アグラットの見解は違います

彼女こそ最もおぞましい『欲』を持つ魔女

悪魔女王にそう言わせるジャンヌの真価は第2巻で発揮されます

他の魔女とその『欲』を目の当たりにした彼女

1巻の終盤で『欲』を欲するという『欲』に目覚めました

ワルプルギスに関する説明が多かった第1巻

ジャンヌを中心に物語が進んでいきます

始まった第1試合で巴御前とエリザベートが激闘を繰り広げます

戦いなれているであろう巴御前が優勢かと思われましたが、あくまでも魔女同士の戦い

エリザベートも己に備わった魔法を駆使して巴を翻弄します

2人の魔法は対照的なもの

数多の拷問器具を召喚して自在に操るエリザベート

手数の多さと多様な戦法で優位に立ったかに思われました

ですが、巴も魔法で応戦

巨大な弓に同じく巨大な矢をつがえ、その剛力で必殺の一撃を放ちます

その威力は凄まじくエリザベートは片腕を失ってしまいます

2人の決着は次巻へと持ち越されます

感想

『欲』に注目した戦いと言うと何やらドロドロした感じがしそうですが、登場人物は自分たちの『欲』に真っ正直です

エリザベートは大量殺人者ですが、それを全く隠しません

試合でも嬉々として巴を嬲ります

巴も自分の『欲』に従い、エリザベートを迎え撃ちます

互いの『欲』がぶつかり合うワルプルギス

これからどんな魔女と『欲』が登場するのか楽しみです

これからの物語に期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

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ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。