月刊ゼノンコミックスで連載中の『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』(原作:河本ほむら 作画:塩塚誠)第4巻をご紹介します
卑弥呼VSクレオパトラ!!
願えば叶うという魔法を使うクレオパトラ
片腕を失った卑弥呼はどう立ち向かうのか?
魔女千夜血戦、第3試合の決着は如何に!?
ネタバレを含みますのでご注意ください
卑弥呼 VS クレオパトラ 決着!!
クレオパトラの魔法はあまりに強力!
刃を溶かし、毒を体外に排出するという離れ業まで披露
卑弥呼も負けてはいません
同じ魔法が使えると言い、実際にクレオパトラの腕を折って見せます
それは卑弥呼の嘘であり、本当の魔法は”相手が信じた嘘を真実に変える”ものでした
クレオパトラにそれを見抜かれ、絶体絶命の卑弥呼
……ところが卑弥呼に止めを刺そうとしたクレオパトラを、背後からもう一人の卑弥呼が刺し貫きます
これまで戦っていたのは偽物で、後から現れたのが本物だというのです
深手を負いながらクレオパトラは戦いを続けます
形成が逆転し、勝利を確信する卑弥呼ですが、隙を突かれて行動不能に
魔法によって身体に風穴をあけられた卑弥呼
しかし、その姿は別人に変わります
そして、倒れ伏していた卑弥呼がクレオパトラを背後から攻撃
遂にクレオパトラが倒れました
最初の卑弥呼が本物
全てはクレオパトラの油断を誘うための嘘だったのです
クレオパトラの消滅により完全決着
第1回戦第3試合の勝者は卑弥呼!!
悪魔たちの愚痴
次の試合が始まるまでの話
待機中の2人の悪魔
「案内人が死に過ぎだ」と愚痴っています
クレオパトラが魔法で大量に殺害(美貌に目が眩んだ案内人たちが襲ったため)
卑弥呼も案内人を自分の身代わりに仕立て上げました(しかも死亡)
ストライキでもするか?
と相談していましたが上司はあのアグラットです
どう転んでも無事では済まないでしょう……
メアリー・リード VS マタ・ハリ
続く第1回戦第4試合は『海』の魔女メアリー・リードVS『密』の魔女マタ・ハリ
大柄で筋肉質のメアリーは女海賊
魔装:双錨の海賊(パイレーツ・オブ・ダブルアンカー)に変身
マタ・ハリと対峙します
一方、医務室で手当てを受けていたジャンヌ
なぜか着替えまでさせられていました
入れ替わりで卑弥呼がやってきます
彼女から騙しやすそうと言われるジャンヌ
控室に戻る途中、異変に気付きます
試合の開始直後にしては静かすぎると……
闘技場にはマタ・ハリのナイフで心臓を貫かれたメアリーの姿が……
一体何が起こったのか?
その答えは次巻へと持ち越されます
感想
卑弥呼とクレオパトラの試合が決着
終始、卑弥呼の嘘に惑わされた感じです
クレオパトラの魔法が強力でした
心がある対象とその者の魂が宿る所有物に有効
力が集約する右手で触れること
といった条件はあるものの破格の威力を持ちます
逆に卑弥呼の魔法は相手に自分の嘘を信じさせなければならない
非常に難易度が高い魔法です
そして、手の内がバレると効果がなくなってしまいます
それでも嘘を重ね、クレオパトラの思考を誘導し、勝利をもぎ取った卑弥呼
試合に勝ったとはいえ、今後も厳しい戦いが続きそうです
次の対戦相手には手の内を知られていますから苦戦は必至かと
まだ先になりますが卑弥呼の次の試合を楽しみにしたいと思います
ここまでお付き合いいただきありがとうございました