ガンダムエース(角川書店)で連載された「ギレン暗殺計画(Ark Performance)」第1巻の感想です。
ロボットアニメである「機動戦士ガンダム」。
本編とは違ってミステリー要素がある少し変わった作品となっています。
作者は「蒼き鋼のアルペジオ」(少年画報社)で有名なArk Performance。
一体どんな作品になっているのか?
ご紹介していきます。
作品内容
角川書店から発行されている漫画雑誌「ガンダムエース」で連載された作品です。
単行本はカドカワコミックスAから全4巻が発売されました。
製作はArk Performance(原作は石川考一さん、作画は光吉賢司さん)。
アニメ「機動戦士ガンダム」をもとにした漫画作品。
「機動戦士ガンダム」で敗北したジオン公国。
そのジオン公国本国がどのように敗戦を迎えたのかが描かれます。
主人公はジオン公国の公安捜査官レオポルド・フィーゼラー。
彼が総帥ギレン・ザビの暗殺計画を知ったことから物語ははじまります。
あらすじ
ジオン公国では要人暗殺事件が多発していました。
その事件の捜査を担当したのが主人公レオポルド・フィーゼラー。
彼はジオニック社の創設者ホト・フィーゼラーの孫でもありました。
くたびれた様子の彼。
仕事を終えて帰宅した彼は、幼なじみのエリース・アン・フィネガンから連絡をもらいます。
総帥府勤務のエリートであるエリース。
彼女はある頼みごとをするためにレオポルドを呼び出しました。
彼女から渡されたメモリーディスクには、要人暗殺事件に関する情報が記録されていました。
これまで発生した事件だけでなく、総帥ギレン・ザビの暗殺に関する情報まで記録されていて・・・?
主な登場人物
レオポルド・フィーゼラー
ジオン公国公安捜査官。
「要人連続爆破テロ事件」の捜査を担当。
ジオニック社を創設したホト・フィーゼラーの孫。
軍に志願して地球に降りたこともあります。
エリース・アン・フィネガン
レオの幼なじみ。
総帥府勤務のエリート。
ギレン暗殺計画に関する情報の入ったメモリーディスクをレオに渡します。
セシリア・アイリーン
ギレンの秘書。
アニメ「機動戦士ガンダム(劇場版)」にも登場。
ランス・ガーフィールド
軍でレオの教官だった人物。
戦争で片腕を失い、現在は首都防衛大隊に所属。
感想
ロボットアニメである「機動戦士ガンダム」。
その最初の作品を題材にした漫画作品。
ここまででも興味深いのですが、敗けたジオンの本国がどのようにそれを迎えたのかはあまり触れられてきませんでした。
公安捜査官レオポルドがギレン・ザビの暗殺計画の謎を追う物語。
ガンダムと聞けばMS同士の戦いを思い描きますが、本作はミステリーの要素が強いです。
ギレン暗殺計画も単なる暗殺でなく、そこにはさまざまな思惑や陰謀が隠されています。
単なる捜査で終わらないのは、第1巻の最後にレオポルド本人が逮捕されてしまうことからもわかります。
ギレン暗殺計画は過去にも類似の事件が存在し、レオポルドはその関係性を疑いますが、詳しい情報はわかっていません。
レオポルド以外の関係者が何かを隠している風にも受け取れます。
知らず知らずのうちに陰謀の渦中に放り込まれたレオポルドはこの危機をどう乗りこえるのでしょうか?