柚巴・リーはWeb漫画サイト『裏サンデー』で連載中の漫画作品『一勝千金(原作:サンドロビッチ・ヤバ子 作画:MAAM)』に登場する人物です。
本郷姫奈(ほんごう・ひな)がポケットマネーで提示した賞金500万円を狙い、裏格闘技団体『殺戮武闘会(さつりくぶとうかい)』から『戦乙女(ヴァルキュリア)』に参戦。
『戦乙女』初の1DAYトーナメントに出場します。
『殺戮武闘会』では女子王者だった柚巴。
現代格闘技の選手がひしめく中で、拳法家でありながら頂点に君臨していました。
そんな彼女が『戦乙女』でどんな活躍を見せるのか?
ご紹介していきます。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
人物
身長:160㎝/体重:45㎏/年齢:20歳
中国出身。強力無比な発剄を得意とする珍意六合拳(ちんいりくごうけん)の使い手。
カタコトの日本語を話し、中華衣装を身に着けている。
私服は中華風ではない普通にオシャレな服装(そのため瀬名姉妹に認識されなかった)。
姫奈の500万円につられて『戦乙女』に参戦。
なにか事情があるのかと思われたが、『絶対勝てる競馬情報に全賭けしてビリオネアになる』ことが目的だった(話を聞いた美谷はなに止められた)。
関係者
瀬名りこ(せな・りこ)
1DAYトーナメント初戦の対戦相手。彼女の耐久力には苦戦させられる。
本郷姫奈(ほんごう・ひな)
彼女の500万円を狙って『戦乙女』に参戦。決勝戦で戦うが、姫奈の持つ狂気に飲まれそうになる。
井上菅也(いのうえ・すがや)
『殺戮武闘会』を運営する惨歯組組長。
柚巴が移籍したことで『戦乙女』、ひいては美谷はなへの敵意を爆発させる。
『戦乙女』参戦
本郷姫奈が提示した500万円につられて『戦乙女』に参戦。
1DAYトーナメントに参加することに。
彼女が所属していた『殺戮武闘会』は、裏でも有名な団体で、そこの女子王者だった柚巴は4名の参加者では一番のビックネーム。
VS”恐悪凶人姉妹(姉)”瀬名りこ
1DAYトーナメントでの初戦。
自身とは真逆のファイトスタイルである”恐悪凶人姉妹(姉)”瀬名りこと対戦。
並外れた腕力と耐久力を誇るリコに苦戦します。
一発でも直撃を食らえば負けが確定する相手に、柚巴はギリギリながらも回避し続けます。
そしてあらゆる状況を利用してリコをリングアウトに追い込み、勝利をもぎ取ります。
VS”革命姫”本郷姫奈
開始直後に姫奈の足の甲を折ることに成功。
圧倒的優位に立ちますが、折れた方の足で攻撃を繰り出す姫奈に恐怖を感じます。
なんとか恐怖をふり払って、勝負を決めようとしますが、姫奈の繰り出した六道破天(りくどうはてん)によるカウンターで逆に敗北しました。
交流戦
古巣である『殺戮武闘会』との交流戦。柚巴自身は1DAYトーナメントで受けたダメージが治っておらず不参加。
『殺戮武闘会』側の代表3名(雪平さら・渡辺カレン・葉月ゆう)を危険視する。
彼女たちと戦ったことはなく、もし戦っていたら女子王者になれたかはわからないと発言しています。
交流戦後
交流戦後、会場を移して新たなスタートを切った『戦乙女』。
柚巴も引き続き参戦します。
VS”流砂”篠原美桜
ブラジリアン柔術の使い手である篠原美桜(しのはら・みお)との一戦。
内容的には柚巴の圧勝で終わらせ、天馬希望(てんま・のぞみ)からは「また強くなったのでは?」と指摘されています。
まとめ
格闘技を題材にした漫画やゲームにいそうな典型的な中国人キャラクター。
実際のファイトスタイルも中国拳法となっています。
ただ、あまりにも中華風を押し出しているためか、単行本2巻に収録されたおまけマンガで、姫奈と衣装を交換すると周囲から没個性と言われる始末。
『殺戮武闘会』女子王者の肩書きに偽りはなく、その実力は本物。
フィジカル面では完全に上回る瀬名りこを、技で圧倒して勝利しています。
まだまだ成長途上であり、まだ強くなる余地があることが作中でも指摘されています。
彼女の成長と活躍に期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。