ルーシー・ダイアモンドは『片田舎のおっさん、剣聖になる』の登場人物です
10歳ほどの見た目に反して、ベリルよりも年上の大陸一の魔術師
そんな彼女はどんな人物なのか?
作中での活躍は?
ネタバレも含みますのでご注意ください
ベリルと勝負
初登場は書籍版第1巻
弟子のフィッセルからベリルの話を聞いた彼女は興味を持ち、自ら出向いてきます
最初は10歳ほどにしか見えない外見のため、ベリルから相手にされませんでした
魔術を見せてどうにか信じさせると、勝負を挑みます
大陸一の魔術師である彼女は、その力を発揮できる機会が少なく、ベリルならそれが可能と考えていました
実際にルーシーの魔術に対処するベリル
彼女のとっておきの魔術まで凌ぎます
そこまででルーシーは矛を収めました
しかし、ここからが彼女とベリルの付き合いの始まりとなります
ちなみにコミカライズ版では展開が異なり、名乗りもせずに街中で魔術を使ってベリルを襲っています
魔法師団の団長
大陸最高の魔術師であるルーシーは、レベリス王国魔法師団の団長を務めています
ベリルの弟子でもあるフィッセルは、彼女の弟子でもあります
魔法に関しては非常に真摯で、蘇生魔法でミュイを誑かした一団を直接退治しました
要職に就いているために動きにくいこともあり、ベリルに頼みごとをすることも
厄介ごとを片付けてくれたベリルに持ち家を譲りますが、それはミュイの後見人になってもらうためでもありました
抜け目がないところもあり、ベリルはよく振り回されます
魔術師学院の学院長
ルーシーは団長職以外にも魔術師学院の学院長も兼務しています
その関係でベリルを剣魔法科の臨時講師として招きます
本来の担当であるフィッセルの教え方が下手だったのがその理由
本当にベリルを高く評価しており、給与の方も結構な額を提示しています
学院の地下にロノ・アンブロシアというモンスターを封印しており、これが原因で事件が起きました
その際に自分でも壊せなかった核をベリルが斬ったと知り、大笑いしています
裏方として活躍
表立って動けないことも多いルーシー
そのため裏に回ってサポートしていることも多いです
スフェンドヤードバニアで教皇によるクーデターが発生した時は、旧知のイブロイ・ハウルマンと共にいろいろな手配をしていました
それによって渦中にあったベリルたちは大いに助けられています
自ら動かないのは立場のこともありますが、他の者の成長を期待してもいるようです
ベリルを高く評価し、彼の活躍を願っているのもそのため
まとめ
外見からそうぞうもつかない実力を秘めたルーシー
ベリルですら圧倒されるほど
単純な強さだけでなく、人間的にも底知れなさが感じられます
現国王を「あやつ」といったり、王子を小僧呼ばわりもしました
イブロイも幼少期の頃から知っており、どれだけの年月を生きているの測り知れません
基本的に後方支援に徹していますが、彼女が最前線に立つ日が来るのでしょうか?
それを期待しつつ、今回はここまでとさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました