漫画

【片田舎のおっさん、剣聖になる(漫画版)】第6巻 感想

ヤングチャンピオンコミックス(秋田書店)より発売中の「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」(原作:佐賀崎しげる 鍋島テツヒロ 漫画:乍藤和樹)第6巻の感想です

ネタバレを含みますのでご注意ください

攫われたミュイの奪還のため、逃走したレビオス司教たちに追いついたベリルたち

フィッセルVSウロ

クルニVSロバリー

ベリルVSシュプール

それぞれの戦いが始まります

フィッセル VS ウロ

魔術と奇跡の使い手がぶつかります

祈りを捧げるウロに容赦なく斬りつけるフィッセル

しかし、フィッセルがつけた傷は直ぐに癒えてしまいます

魔術を奇跡と言い張るウロ

魔術は魔術だと言い切るフィッセル

次の瞬間、斬り合いを始める2人

絶対に相容れませんね、この2人……

ウロの魔力量は非常に多く、フィッセルでも驚くほど

彼女を上回るのはルーシーくらいと言っています

剣と魔術の技量ではフィッセルが上ですが、ウロは瞬時に回復してくるので厄介です

魔力量も多いので、長期戦になればフィッセルが不利となります

一方、ウロも技量で劣っているので決め手に欠けるかと思われましたが……

ちゃっかりデバフを使っていました

馬車から引き離された際にフィッセルに弱化魔術を施していたのです

腕力が低下したフィッセルは剣を振れなくなってしまいます

ここからは圧倒的にウロが優勢

マウントポジションを取って拳を連打!!

……本当にパワフルな戦い方をしますね。ウロは

更にテンションまで急上昇していきます

そこから逃れたフィッセルは剣を手放します

そして、剣を遠隔操作するという手段に出ます

操作した剣でウロの視界を奪い、刺客から彼女に剣を突き立てます

しかし、その程度ではウロは怯みません

フィッセルは突き刺さった剣を媒介に魔術を発動

内部からウロにダメージを与えました

さすがのウロもこれには耐えきれず、ダメージの回復もできずに倒れました

クルニ VS ロバリー

ロバリーはいきなり降参します

当然、それは見せかけでクルニの油断を誘うためでした

更に毒まで持ち出します

搦め手を使うロバリー

一方のクルニはツヴァイヘンダーに持ち替えてから初の実戦

ロバリーの奇策に動じず、真向から勝負を挑みます!!

毒の剣に相手の注意を引き付けようとしたロバリーですが、クルニの行動は彼の予想を上回っていました

毒を受ける前提で接近戦に持ち込むクルニ

これにはロバリーが意表を突かれ、攻撃を受けます

クルニはヘンブリッツの「回転斬り」を使って勝利を収めました

ベリル VS シュプール

双方の最高戦力のぶつかり合い

互いに相手の動きを読んで攻撃を繰り出します

言葉を交わすこともなく、ひたすらに攻撃と回避の繰り返しです

シュプールが回避し損ねた一撃

致命傷ではありませんでしたが、彼の体勢を崩すには十分でした

そして、この戦いにおいてそれは決定的な隙となります

ベリルの一撃を食らってシュプールは倒れ伏します

ベリルは素直に彼の剣を称え、2人の戦いは幕を下ろします

感想

最初から最後まで戦闘シーン満載の6巻でした

ベリル、クルニ、フィッセルがそれぞれの相手と死闘を繰り広げます

今回のおまけマンガは教会騎士団の面々が描かれています

彼らの日常(?)の姿が見られます

本編と同じく暴れるウロ

酔っ払いにスフェンを侮辱されたことが原因でした

取り押さえに来るシュプールとギャミ

シュプールの言葉から何度も暴れていることが察せられます

スフェンを引き合いに出されて反省するウロ

一度爆発すると手が付けられないのは変わらなかったようですが……

本編での生死は不明ですが、おそらく再登場はないと思われます

彼女の場合、治癒能力が凄いので油断はできませんが……

本作は2025年4月にアニメの放送が予定されていますが、書籍版準拠でいけば彼らの出番はありません

筆者としては漫画版のキャラクターも出してほしいというのが正直な感想です

TVアニメがどんな内容になるのか楽しみにしつつ、今回はここまでとさせていただきます

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。