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【片田舎のおっさん、剣聖になる】書籍版 第2巻 感想 

SQEXノベル(スクエアエニックス)より発売中の「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」書籍版第2巻の感想を書いていきます

ネタバレを含みますのでご注意ください

あらすじ

弟子アリューシアに引き立てられ、不承不承都にやってきた剣術師範のおっさん、ベリル・ガーデナント。 ようやく新生活にも慣れてきたのも束の間、最強の弟子や都会の喧噪は彼を放っておいてくれないようで――「先生の剣! こいつは腕が鳴るぜ!」 凄腕の鍛冶師に成長した弟子と再会したり(!)、「るっせぇ! アタシに構うな!!」 ワケありな不良少女の教育をしたり(!!)、 さらには魔法師団長ルーシーから、国家で蠢く策謀の解決を頼まれてしまって!?「あの……何度も言うけど俺、しがないおっさんだよ?」 困惑しながらも、今日もおっさんは剣を抜く――。 

引用元:SQEXノベル公式ホームページ

新しい剣

先の事件で剣を失ったベリル

今回は彼が新しい剣を手に入れます

そして、ベリルの元弟子であり、ルベリオ騎士団の団員であるクルニも新しい剣を手にします

事情はそれぞれ異なりますが、新しい武器の登場というのはワクワクしますね

ミュイ・フレイア

新キャラであるミュイ・フレイアが登場

彼女はスリとして生計を立てており、ベリルの懐を狙いますが失敗

彼女との出会いが、ベリルを新たな事件へと巻き込みます

ミュイにとってこの出会いは、吉と出るか凶と出るか?

VS教会騎士団

ミュイが抱えていた問題の根は、隣国にまで伸びていました

一連の事件の黒幕を捉えるために、スフェン教の教会騎士団と戦うことに

クルニフィッセルも救援に駆け付けます

新たな剣を手にしたベリルは教会騎士たちを退け、黒幕を捉えることができるのか?

感想

前回は強敵と立て続けに戦う羽目になったベリル

今回はスリの少女を捕まえます(一度目は逃がしました)

盗賊団に騙されていた少女

騙していた連中は相応以上の報いを受けました

”片田舎の剣聖”大陸最高の魔術師の襲撃を受ける彼ら

どう考えても過剰戦力ですが、速戦即決というルーシーの判断により実行されます

ほぼ瞬殺に近い有様でしたが、悪人どもが成敗されて一件落着

……とはいきませんでした

この事件の根は深く、隣国が関わっていることが判明

ベリルに黒幕捕縛の依頼が来ます

今回は正面切っての戦いは少なく、ミュイの問題解決に奔走するベリル

これまでも道場で子供たちに剣を教えていたからでしょうか?

ミュイに対して気負いもなく接しています

殊更、同情したり、説教したりはしません

諭すような感じでしょうか?

決して感情的にならずに、ミュイが現状から抜け出せるように尽力するベリル

道場で多くの子供たちを教え、導いてきた彼の在り方なのでしょう

彼の更なる活躍を期待しつつ、今回はここまでとさせていただきます

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。