SQEXノベル(スクエアエニックス)より発売中の「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」第4巻の感想を書いていきます
魔術師学院で臨時講師を務めることになったベリル
かつての教え子フィッセルが受け持つ剣魔法科の講義に参加
そこには彼が後見人になったミュイの姿もありました
魔術師学院でベリルは、どんな活躍を見せるのでしょうか?
ネタバレを含みますのでご注意ください
あらすじ
近頃は王族からも信頼されているおっさん、ベリル・ガーデナント。
彼の卓越した剣技への評判が日増しに高まるなか、
ルーシーとフィッセルの魔術師コンビがやってきて――「お主、魔術師学院で教鞭を執ってみんか」
「私は賛成」いやいや、おっさんは“剣術”の師範なんですけど!?
専門外の依頼に戸惑うが、どうやら新設された剣魔法科で講師を務めるフィッセルを手伝ってほしいようで……。
新米教師フィッセル&ベテラン(?)先生ベリルによる剣魔法講義の行方とは――。魔術の世界におっさんの剣が唸る、シリーズ待望の第4弾!!
引用元:SQEXノベル公式ホームページ
臨時講師
ルーシーからの依頼で魔術師学院の臨時講師をやることになったベリル
担当するのは元弟子フィッセルの剣魔法科の講義
教え方が下手くそだと断言されたフィッセルの指導風景とは?
剣魔法科
講義に参加させてもらったベリル
受講者は5人、魔術師学院全体で見ればかなり少ない人数です
ただ、その中には同居しているミュイの姿も
講義が始まるとフィッセルは、木剣での素振り千回を指示します
即座に留めるベリル
受講生が少ない理由を悟ります
VSロノ・アンブロシア
それなりに日数が経過し、受講生との仲もそれに深めたベリル、受講生の誕生パーティーに同席していました
その最中に学院の地下に封印されていた特別討伐指定個体”ロノ・アンブロシア”が目覚めます
ある人物が封印を解いたことが原因でした
ベリルとフィッセルは事態解決のために地下へと向かいます
感想
ルーシーからの要請でフィッセルの講義を手伝うことになったベリル
家族であるミュイが受講していると知って興味を持ちます
フィッセルの指導風景を見たベリル
即座に留めます
筆者も剣道部だったので解かりますが、いきなり素振り千回は無いです
そもそも魔術師学院に通っているのですから、剣を触ったこともない生徒がほとんどではないでしょうか?
いくら木剣だらといって未経験者に千回も素振りをさせたら、肩や腕を痛めます
そもそも途中で全員倒れるでは?
フィッセルは文句なく剣士としても魔術師としても優秀な人物です
才能だけでなく努力も惜しまなかったでしょう
ただ、自分のやり方を他人にそのまま当てはめても上手くいきません
実際、ベリルも指摘しています
ベリルの指導で講師として成長し始めたフィッセルには安心しました
彼女のこれからの成長に期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました