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魔女大戦 第11巻 ネタバレ 感想

ゼノンコミックス(コアミックス)より発売中の「魔女大戦~32人の異才の魔女たちは殺し合う~」(原作:河本ほむら 作画:塩塚誠)第11巻の感想です。

第1回戦第9試合、”魔”の魔女イザボー・シェイネVS”謎”の魔女アガサ・クリスティ!

ですが闘技場にアガサの姿はありませんでした。

驚くことに彼女は控室で、何者かの手によって殺害されていたのです。

試合直前に魔女が殺害されるという前代未聞の事態。

魔女千年血戦(ヴァルプルギス)はどうなってしまうのか?

それらも含めて語っていきます。

ネタバレを含みますのでご注意ください

あらすじ

悪魔女王アグラットに集められた32人の魔女。

彼女たちが”欲”をかけて戦う魔女千年血戦(ヴァルプルギス)

その第1回戦も半数がおわり、第9試合目がはじまろうとしていました。

対戦するのはイザボー・シェイネアガサ・クリスティ

魔女裁判で魔女とされ火刑に処されたイザボー・シェイネ。

ミス・マープルやエルキュール・ポワロなどの名探偵を生み出した推理の女王アガサ・クリスティ。

観客の期待が高まる中、イザボーが入場。

次いでアガサが・・・・・・現れませんでした。

実はこの時、控室では大変なことが起こっていて・・・。

第1回戦第9試合 イザボー・シェイネ VS アガサ・クリスティ

試合直前にアガサが殺害され、イザボーの不戦勝となります。

アガサ殺害の犯人は見つかっておらず、案内役であるリリアに疑いをかけるリリム。

アグラットはそれを一蹴し、犯人を魔女と断定します。

控室を後にしたリリアは、誰がアガサを手にかけたのかを考えます。

そんな彼女の背後に怪しい影が・・・。

正体不明の人物がリリアの背後を取り、アグラットがアガサの死を確認したかを問います。

そして、その時に何と言ったかも・・・。

リリアは決死の覚悟で犯人を倒そうとしますが、振り返った先にいたのはアガサ本人でした。

彼女は死んでおらず、魔法で自らの死を偽装したのです。

その理由は魔女千年血戦の謎を解き明かすこと。

魔女千年血戦、その正体と真の目的。

アガサはそれ知ろうと行動を開始します。

さすがに一人では無理なので、リリアに協力を依頼。

アグラットの情報を漏らしたと軽く脅し、協力を取り付けます。

リリアを助手にアガサは行動を開始します。

第1回戦第10試合 厳詠春 VS アンナ・パブロワ

厳詠春(げん えいしゅん):武の魔女
魔女階位(ウィッチズ・オッズ):86.5倍 19位
魔装:纏繞呑吐無敵鉄甲(てんじょうどんとむてきてっこう)
欲:最強欲

アンナ・パブロワ:踊の魔女
魔女階位:85.9倍 18位
魔装:プリマ・バレリーナ
欲:向上欲

ブルース・リーも学んだ詠春拳の創始者と伝説のバレリーナの戦いとなります。

互いに武器らしい武器を持たない2人。

磨き上げた己の肉体のみでぶつかり合います。

感想

試合を待たずに魔女が殺害されるという緊急事態が発生しますが、それはアガサの偽装工作でした。

あのアグラットの目をも欺く魔法とは凄まじいです。

久しぶりに名前つきの悪魔が出てきたと思ったら、面倒ごとに巻き込まれています。

アガサに嵌められ共犯にされたリリア。

この作品に登場する悪魔たちは散々な目にあっています。

アンナ・パブロワを担当している案内人は、練習に夢中になっていた彼女に頭を蹴り飛ばされました。(すぐに再生していましたが・・・・・・)

魔女に身代わりにされたり、次々と魔法の餌食にされたりと大変です。

上司があのアグラットなのでしかたがないのでしょうが・・・・・・。

彼女(彼)らに幸がありますようにと祈らずにはいられません。

第1回戦第10試合は厳詠春VSアンナ・パブロワ!!

武器らしいものは持たず、磨き上げた肉体と技でぶつかり合います。

最初の段階ではどちらも魔法は使っていません。

魔法を駆使して戦う魔女たちとは異なり、自分の技量への自負が2人にそうさせるのでしょう。

それぞれの道を極めようとした魔女たちの対決。

ですが、厳詠春の技の前にアンナ・パブロワが魔法を発動。

踊魔法:瀕死の白鳥(ウミラー・ユシイ・レーベチ)

その力は相手の攻撃でダメージを受けた場合、そのダメージがそのまま相手にもかえるというもの。

アンナ・パブロワに打撃を加えれば、それがそのまま厳詠春にもかえってきます。

互いに一撃を加えながら、ダメージも確実に受けていきます。

特に厳詠春はアンナ・パブロワの攻撃と、自分が彼女に与えたダメージの両方を受けることになり、不利な状況と言えます。

アンナの魔法によって一進一退の攻防へともつれ込みます。

互いにダメージを受けながらも一歩も引きません。

ですが、厳詠春は武術の達人。

戦いにおいては彼女の方が一枚上手でした。

魔法によるダメージをものともせずに連続を攻撃を繰り出し、アンナを圧倒します。

結果、厳詠春も相当なダメージを負いますが、アンナは地に倒れ伏します。

しかし、アンナは立ち上がり、厳詠春に挑みます。

真正面からのどつき合いとなった第10試合。

これまでとは違った試合展開です。

どちらが先に倒れるのか?

詠春の攻撃によって倒れたアンナですが、不屈の精神で立ち上がります。

肉体だけでなく、精神面でも強そうな2人。

この勝負の行方に期待しつつ、今回はここまでとさせていただきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。