『魔女大戦~32人の異才の魔女は殺し合う~(原作:河本ほむら 作画:塩塚誠)』第12巻の感想です。
厳詠春とアンナ・パブロワの対決!!
並々ならぬ向上心を持つ2人の試合は、互いに一歩も引かぬ死闘となります!!
その一方で魔女の1人であるアガサは、魔女千夜血戦(ヴァルプルギス)の真相へと近づき・・・?
あらすじ
魔女千夜血戦第1回戦第10試合。
厳詠春VSアンナ・パブロワの一戦!!
アンナの魔法によって互いにダメージが蓄積していきます。
我慢くらべの様相をていしてきた第10試合・・・。
最後に残るのはどちらか・・・!?
第10試合、決着!!
詠春の攻撃によって満身創痍のアンナ。
踊る力すら残されていないかに思われましたが、その窮地の中で彼女の欲が増大!!
魔法の効果も高まり、観客にさえも影響を及ぼすほどに・・・。
対戦相手である詠春への効果も上がります。
この状況に対して詠春も魔法を使うかと思われましたが、本人は「使い方がわからない」と言い出します。
さらに詠春拳のみで戦うことを宣言!!
防御を捨ててアンナを迎え撃ちます。
2人の求道者は試合の中で更なる高みに至れることを確信。
互いに最後の一撃を繰り出します。
結果は詠春のカウンターが決まり、彼女の勝利となります。
最後の一撃を繰り出した瞬間、アンナは自分が憧れたバレエが何だったかを思い出し、詠春との試合でその願いを叶えます。
皮肉なことにそれによってアンナの欲は満たされ、詠春に敗れることとなりました。
最後の決め手となったのはやはり“欲”。
それこそが魔女の原動力であり、“欲”が叶うということはそれを失うということ。
魔女千夜血戦は一筋縄ではいかないようです。
真相に近づくアガサ
第10試合終了後、アグラットはかつて訪れていた謎の空間にやってきます。
アンナの印が増えており、アグラットの目的は順調に進んでいる様子。
彼女が去った後、そこに侵入者が現れます。
現れたのはアガサとリリア。
アガサの魔法で空間に侵入したのです。
アガサは碑(いしぶみ)のようなものを発見。
数は全部で32。
魔女たちと同じ数です。
そして、天井に“何か”がいることに気づきます。
それらを見たアガサは魔女千夜血戦の真相に近づいたようです。
彼女が見出した真相とは何なのでしょうか・・・?
「刀」の魔女佐々木累VS「立」の魔女ラクシュミー・バーイー
第11試合直前、入場アナウンスの前に闘技場に姿を合わすラクシュミー。
彼女の目的は他の魔女に魔女千夜血戦をやめるように呼び掛けること。
魔女が全員で力を合わせればアグラットも倒せるというのですが・・・?
賛同者は現れず、ラクシュミーは試合で自分の“器”を示すことにします。
対戦相手は佐々木累。
女性ながら侍であった彼女。
鬼の面をつけての入場ですが、おどろおどろしい雰囲気に反して性格はかなり違う様子。
面がないと人前に立てないようで案内人を困らせます。
余談ですがラクシュミーの入場アナウンスで「インドのジャンヌ・ダルク」と称されます。
当のジャンヌも聞いており、かなり戸惑っていました。
歴史上の人物が時代に関わらず集まればそうもなるでしょうね・・・。
第11試合が開始され、ラクシュミーが銃で攻撃し、累は放たれた弾丸を切り落とします。
性格はともかく累の技は本物。
ラクシュミーは累の“欲”を問います。
累の返答は「素敵な結婚」でした・・・。
じゃあ何で侍になったの!?
と聞きたい衝動にかられましたが、残念ながら第12巻はここまでとなります。
ラクシュミーはこれを聞いてどんな反応を示すのでしょうか?
続きが気になります。
まとめ
詠春とアンナの死闘も決着し、魔女千夜血戦は次なる戦いを迎えます。
自らの“欲”を叶えるために戦う魔女たち。
その“欲”を集めて何かを画策するアグラット。
魔女千夜血戦の謎に近づくアガサ。
「魔女の鉄槌」の動きも気になります。
トーナメントは第1回戦第11試合が開始。
物語の核心に触れるのはまだ先のようですが、それが明かされるのを楽しみにしたいと思います。
魔女大戦第13巻に期待しつつ、ここまでとさせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました。