月間コミックゼノンで連載中の『魔女大戦32人の異才の魔女は殺し合う』第2巻をご紹介します
巴御前VSエリザベート・バートリー決着!
そして、武則天とジャンヌ・ダルクによるワルプルギス第1回戦第2試合が開始
遂にジャンヌが試合に登場
無欲である彼女はどう戦うのか?
第2巻の内容をご紹介していきます
ネタバレも含みますのでご注意ください
巴御前VSエリザベート・バートリー 決着!!
巴御前の魔法、禍断の空弓によって右腕を失ったエリザベート
複数の焼きゴテを出現させ、自らの傷口を焼いて塞ぎます
一方、魔法を放った巴もかなりの消耗を強いられていました
観戦していたアグラットは、次が最後の一撃になると予想
両者は次の一撃に持てる力を注ぎ込みます
巴御前は禍断の空弓・二の矢(まがたちのからゆみ・にのや)
エリザベートは真紅の断末魔(レッドスクリーム)
同時に放たれた一撃
相手を貫いたのは巴の放った矢の方でした
エリザベートは消滅し、巴御前の勝利で決着します
キスキル=リラ登場
アグラットの下に新たな悪魔が現れます
彼女の名はキスキル=リラ
眼鏡に白衣(?)を身に着け、科学者のような恰好をしています
S(サメク)級
A(アレフ)級
B(ベス)級
C(ヘス)級
と魔女の持つ『欲』を独自にランク付け
巴御前はA級、エリザベートはB級に分類されました
勝敗を決した『欲』の差
アグラットとキスキルは勝敗を分けたのは『欲』の差だと断言
巴御前は悪滅欲に従って悪であるエリザベートを討ちました
逆にエリザベートは自分の『欲』を正しく認識していませんでした
「己が美しく壊れること」が彼女の本当の『欲』
それゆえに敗北したとアグラットは告げます
しかし、最後に巴から「美しい」と評され、願いを叶えたエリザベート
本当の勝者は彼女だったのかもしれないとアグラットは考えます
無貌の乙女(ラ・ピュセル・ド・アンフィニ)
続く第2試合にはジャンヌが登場します
相手は『覇』の魔女である武則天
魔装:凌征夷蛮戎狄(りょうせいいばんじゅうてき)を身に着けた武則天を迎え撃つジャンヌ
しかし、彼女は魔装をまとうことができません
それでも相手に剣を振り下ろしますが簡単に防がれ、一方的に叩きのめされます
足掻くジャンヌに覇魔法:九似昇天咬(きゅうじしょうてんこう)を繰り出す武則天
その窮地にジャンヌは羨ましいという思いを抱きます
他の魔女はどうしてそれほど強い思いを抱けるのか?
その疑問を抱いたジャンヌにはある願いが生まれていました
「自分も『欲』が欲しい」
武則天と対峙してその思いがより一層強くなり、彼女の中の『欲』が目覚めます
そして、魔装:無貌の乙女(ラ・ピュセル・ド・アンフィニ)を発動
遂にジャンヌも魔女となります
最もおぞましき欲
ジャンヌの魔装にリリムとリリスは驚きを隠せません
ですが、アグラットは落ち着いた様子で語ります
”無”は”無限”という意味も持ち、『無欲』とは際限のない欲も意味していると
そして、『無欲』を『最もおぞましき欲』とも称します
感想
魔女として覚醒したジャンヌ
他者の『欲』を目の当たりにして、自らもそれを欲します
そして、魔装を果たし、武則天と対峙
魔装によって対等に戦えるようになったジャンヌ
武則天に更なる『欲』を欲します
『欲』を欲するジャンヌ
開始当初と違って生き生きとしています
人間味が増したとでもいうのでしょうか?
無邪気に『欲』を欲するジャンヌですが、そんな彼女が今後の物語にどう影響を与えるのか?
期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
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