月刊コミックゼノンで連載中の『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』第3巻をご紹介します
無欲でありながら魔装を発動させたジャンヌ・ダルク
武則天と激闘を繰り広げますがその決着は!?
続く試合では新たな魔女たちが登場します
ネタバレも含みますのでご注意ください
ジャンヌ・ダルク VS 武則天 決着!!
『無』の魔女として目覚めたジャンヌ・ダルク
武則天を圧倒します
戦いの中で武則天の怒りを感じ取るジャンヌ
その感情に触れる内に自分の中の怒りを思い出します
そして、無魔法:軌跡の聖乙女・紅蓮(ラ・ピュセル・ド・ラージュ)を発動
彼女の武器が炎に包まれます
武則天も覇魔法で相対します
覇魔法:天鎧嵐尽(てんがいらんじん)
無魔法:義憤の業火(フラム・デ・コレール)
互いの魔法がぶつかり合い、闘技場に竜巻が発生
竜巻が消えるとジャンヌの武器で切り裂かれた武則天の姿が
彼女は消滅し、ジャンヌの勝利が宣言されます
ジャンヌの強さの秘密
リスキルはジャンヌの『欲』をZ(ザイン)級とします
最も強くもあり最も弱くもある枠の欄外に存在する異分子
相対する者の『欲』に比して強くなる魔女ジャンヌ・ダルク
アグラットは意識下でジャンヌに接触します
ジャンヌは自分の期待だった
正確には自分の予想を上回り過ぎていた
ジャンヌを警戒し始めたアグラット
相対する者の『欲』を片っ端から喰らっている状態のジャンヌに、「喰い過ぎても人は死ぬ」と忠告ともとれる言葉を残して消えます
魔女階位(ウィッチズ・オッズ)
推し魔女を徳を使って応援するチャンス
輪廻転生の理の中、来世何に生まれ変わるかは”徳”によって決定されます
”徳”があればあるほど高位の存在に生まれ変われるとのこと
魔女千夜血戦では”徳”を賭けられます
それが『魔女階位』
ジャンヌは1065・0倍と大穴中の大穴でした
卑弥呼 VS クレオパトラⅦ世
第1回戦第3試合、卑弥呼VSクレオパトラⅦ世が始まります
両者は『魔女階位』は1位と4位
本命同士の対決となりました
『鬼』の魔女:卑弥呼
『愛』の魔女:クレオパトラⅦ世
クレオパトラⅦ世が魔装:命冥加たる艶美(アフロディーテ・モイラ)を発動
呼応するように卑弥呼も魔装:日出処鬼巫女(ひいずるところのおにみこ)を出します
真愛欲のクレオパトラ、求心欲の卑弥呼
試合開始が告げられる前に卑弥呼が仕掛けました
猛攻を繰り出しクレオパトラに傷を負わせます
ですが、クレオパトラが「ねじれよ」とつぶやいた瞬間、卑弥呼の腕がねじれ始めました
ねじれ続ける腕を切り落とす卑弥呼
クレオパトラは語ります、「自分の願いを聞かない者はかつていなかった」と
腕がねじれたのもそれと同じであると
これこそがクレオパトラの魔法
愛魔法:蠱惑の麻手(アフロディーテ・ブラキオラス)
願えば叶うというとんでもない魔法です
片腕を失った卑弥呼はどう戦うのでしょうか?
この続きは次巻となります
感想
無欲でありながら魔女として覚醒したジャンヌ
相手の『欲』に共鳴して自らの力へと変える、かなり変則的な力を得ます
あまりの例外的な能力にリスキルは興味を示し、アグラットは警戒するような行動に
単なるトーナメントでは終わらない雰囲気が出始めましたが、試合は続いていきます
卑弥呼とクレオパトラ、非常に有名な2人
クレオパトラは絶世の美女として描かれ、対する卑弥呼はかなり独特なキャラになっています
黒い鬼のような魔装に、試合開始の合図を待たずに攻撃を仕掛けるといった具合
小柄な少女といった外見ですが、妙に自信満々な言動が目立ちます
一筋縄ではいかない気配を感じます
ですが、そんな彼女もいきなり片腕を失い、相手の魔法がかなりのチート
この窮地を乗り越えることができるのでしょうか?
彼女の反撃を期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます
ここまでお付き合いいただきありがとうございました