漫画

魔女大戦 第7巻 ネタバレ感想

月刊コミックゼノンで連載中の『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』(原作:河本ほむら 作画:塩塚 誠)第7巻をご紹介します

ネタバレも含みますのでご注意ください

『理』の魔女 マリ・キュリー

欲:真理欲

我、『全知』を欲す

魔女階位 57.7倍 第15位

魔装:世界を変革せよ(ターン・ザ・ワールド)

魔法:可能性の統治者(ルーラー・オブ・ポシビリティ)

『知』の魔女 黄 月映(こう げつえい)

欲:知識欲

我、『創造』を欲す

魔女階位 210.7倍 第26位

魔装:黄式機巧兵器“美美壱号”(こうしきからくりへいき“メイメイいちごう”

黄式 壱 円天斬(えんてんざん)
黄式 弐 パイルバンカー
黄式 参 双回打(そうかいだ)
黄式 伍 焦熱獄炎大火輪(しょうねつごくえんだいかりん)

魔法:知魔法“美美壱号”五虎大将

可能性の統治者(ルーラー・オブ・ポシビリティ)

マリ・キュリーの魔法

あらゆる可能性を観測する

対象を知れば知るほど『可能性』が視え『真理』に到達する精度が上がります

実際に試合開始直後は、月映の攻撃はマリを捉えていました

しかし、試合が進むに連れて攻撃が躱されるようになります

遂には最初から攻撃が当たらない位置を選ぶことも可能に

“美美壱号”五虎大将(“メイメイいちごう”ごこたいしょう)

月映の魔法

魔装の腕部と脚部を切り離し、自在に操作可能

月映本人を含めて5人の武人による攻撃を行えます

試合結果

黄月英が勝利

『可能性の統治者』は恐ろしい精度を誇り、五虎大将を以てしても攻撃が通じません

月映は激昂し、無策でマリに斬りかかって逆に深手を負います

ですが、それは月映の策略

わざと不合理な自分を演じることで、『可能性の統治者』の精度を落とすことに成功

合理的な月英と不合理な月英、更に五虎大将も加わります

マリが視える可能性は指数関数的に増え、彼女にかかる負荷も増えます

月英の可能性を一つにまで絞り込みますが、その時点で彼女の剣がマリを貫いていました

こうしてマリは敗北

月英と握手を交わして笑顔を浮かべながら消滅しました

感想

天才同士の対決は黄月英の勝利で終わりました

月英の魔装はロボ、或いはパワードスーツといった外観

しかも、手足の部品が自在に活動する機能まで備わっています

魔法ではなくSFの世界でした

一方のマリ・キュリーも魔装はシンプルなデザインですが、その魔法が恐ろしい

『可能性』が視え攻撃が来る場所を高精度で予測

予め攻撃が当たらない場所を選択するという離れ業をやってのけます

どちらも天才である2人にしか使いこなせない魔法ですね

月英は戦いながらよく対策を思いついたと感心させられます

相手が月英でなかったら手も足も出なかったかもしれません

『対象を知れば知るほど』との条件があるので、既に試合に出場した魔女ではかなり分が悪いと言えます

勝てる可能性が高いのはマタ・ハリでしょうか?

ほぼ手の内を明かさずに勝利していますから

天才同士の戦いは黄月英の勝利で幕を閉じました

次の試合に期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。