漫画

魔女大戦 第8巻 ネタバレ感想

月刊コミックゼノンで連載中の『魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う』(原作:河本ほむら 作画:塩塚 誠)第8巻をご紹介します

魔女千夜血戦(ワルプルギス)第1回戦第7試合

『星』の魔女 織姫VS『焔』の魔女 八百屋お七の試合が始まります

伝説上の存在であるはずの織姫

彼女は本当にあの織姫なのか?

そんな織姫と対峙するお七はどう戦うのか?

魔女千夜血戦第1回戦第7試合の幕が切って落とされます!!

『星』の魔女 織姫

欲:恋恋欲

魔女位階:401.1倍 29位

魔装
ぴゅあぴゅあ☆恋愛伝説(シリアル・ラバー)
バニーガールの衣装と輪っか状の武器を顕現させる。

星魔法
恋恋星河一天(こいこいせいがいってん)
「我『恋愛』を欲す」の言葉により発動。闘技場、全体を黒く包み込み触れた物の重力を操ることが出来る。この魔法を活用して宙に浮いたり、浮いた物を重くして落とす武器に変容することが出来る。

『焔』の魔女 八百屋お七

欲:焼恋欲

魔女階位: 601.5倍 31位

魔装
大江戸百花繚乱・纏(おおえどひゃっかりょうらん・まとい)

左目に刻まれている「炎」の紋章の発光と共に発動。「火炎上等」「恋娘参上」等の文字が入った特攻服を纏い、武器として江戸時代の火消しの旗印「纏」を顕現させる。

放火魔が纏を使う事に反発する観客席の火消し達に対して本人曰く「纏は火の目印でもあるんだぜ」と反論。

焔魔法
伊達いろは爆炎組(だていろはばくえんぐみ)
「我『熱情』を欲す」の言葉により発動。
魔装に手甲とローラーブレードが追加され、全身から凄まじい高熱を発生させる。

シンプルであるが故に応用の効く能力で、「炎を噴射した勢いで高速移動する」「土塊に炎を纏わせ弾き飛ばす」「障害物を炎で溶かして突破する」といった活用をした。

ゑ組の拳 爆焔美倒(ファイヤービート)
炎を纏った拳で相手を殴り飛ばす技。作中では自身の魔法で空中を浮遊していた織姫を地面に叩き落とした。

織姫の正体

アイドルのような見た目をした七夕伝説の仙女。

観客からは、架空の人物でしか認識してなかったがその見た目と可愛さに魅了され虜に。

だがその正体は、「織姫」という芸名で芸能活動をしていたアイドル。いわば21世紀の現代人。

そして恐るべき素性は、104人の男性ファンを「彦星にする」と言う名目で監禁し、七夕伝説のロマンスを感じたいための犯行を起こした凶悪犯。

更に恐ろしいのは最終的に365人を監禁する予定だったこと

公安警察によって異質な事件として彼女も含めて秘密裏に抹消された。

試合開始

魔女千夜血戦第7試合、織姫VS八百屋お七開戦!!

形は違えど『恋』を追い求める織姫と八百屋お七。

開始早々一進一退の攻防を繰り広げますが、お七の蹴りをくらったあと織姫が星魔法を発動。

星魔法を駆使した重力操作で「星」や自身を落下させる攻撃を繰り出し、お七にダメージを与えます。

しかし、お七も焔魔法を発動、向上した身体能力を駆使して相手を攻撃。

そこで一気に勝負を決しようと織姫は周囲に浮かせていた「星」を次々と集結させて1つの巨大な「星」を完成させると、お七の頭上に落とし圧殺しようとします。

ですがお七は自身の”熱”で「星」の内部を溶かして貫通

そのまま織姫の顔面に一撃を見舞います

戦いの決着は次巻へと持ち越されました

マタ・ハリとアグラット

マタ・ハリを探ろうと彼女の控室にやって来た卑弥呼

ですが、そこにはアグラットの姿が……

意味深な会話を交わす2人

アグラットの「また逃げつもりか?」という言葉は何を意味するのでしょうか?

マタ・ハリは以前にもアグラットと会ったことが……?

感想

始まった第8試合!!

全く異なる2人かと思いましたが、『恋』という感情を原動力としている点では同じ

更に言えば共に『恋』を理由に『罪』を犯した存在でもありました

誰からも愛されることを望む織姫

たった一人への恋心のために戦うお七

互いに一歩も譲りません

2人の決着は如何に!?

試合の結末も気になりますが、マタ・ハリとアグラットの会話も気になります

初対面ではなさそうな雰囲気ですが、マタ・ハリは以前のトーナメントにも参加していたのでしょうか?

ですがトーナメントの性質上、最終勝者以外は生き残れない

アグラットは「また逃げるつもりか?」と言っていますので、トーナメントから逃げ出したとも取れます

魔女千夜血戦(ワルプルギス)で逃亡が可能であればの話ですが……

「魔女の鉄槌」についてはアグラットも先刻ご承知だったようです

この2人の因縁が明かされることを楽しみにしつつ、今回はこれまでとさせていただきます

ここまでお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。