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【小説】凶乱令嬢ニア・リストン第7巻 感想

小説投稿サイトの登場で、多くの作品が書籍化されるようになりました。

ジャンルも豊富で、そのすべてを把握するのは非常に難しいと思います。

筆者はこれまで650冊以上のライトノベルを読んできましたが、世に出た作品の数に比べれば微々たるもの。

それでも実際に筆者が読んだ作品をご紹介することで、まだ読んでいない方や読む作品を探している方の助けになれば幸いです。

今回はHJ文庫より発売中のライトノベル作品「凶乱令嬢ニア・リストン~病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録~(著者:南野海風 イラスト:刀 彼方)」第7巻をご紹介します。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

1~6巻をまだお読みでない方はこちらをご覧ください。

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あらすじ

遂に開催されるアルトワール王国武闘大会

予想以上の参加者の多さに大会運営側も大忙しとなります。

国王ヒュレンツもその1人。

参加者の選定やルールの制定などやることは山積みです。

その頃、ニアたちは参加者へのインタビューなどを行っていました。

では参加者たちはというと参加者用の宿舎に入って、大会の開始を待っていました。

結局、ニアの弟子たちは全員参加。

他の参加者たちも続々と到着し、予選が開始されます。

用語

アルトワール王国武闘大会
ニアが資金を出して開催された武闘大会。優勝賞金は5億。
世界各地から強者が集まり、参加者が多すぎたために武器ありと武器なしの2つの部門に分けられる。

登場人物

ニア・リストン
本作主人公。武闘大会中はインタビューなどを行っている。

リノキス・ファンク
ニア専属の侍女。冒険家リーノとして武闘大会に参加。優勝候補筆頭と目される。

アンゼル
ニアの弟子。武器ありの部で参加。

フレッサ
ニアの弟子。変装をしてフリーズという偽名で参加。

ガンドルフ・ローゲン
ニアの弟子。大番狂わせを起こして注目される。

リネット・ブラン
ニアの兄ニールの専属侍女でありニアの弟子。師匠命令で大会に強制参加となる。
その際にニールに対する想いを心の内で語っている(かなり重症)。

リクルビタァ・シルヴァー
シルヴァー家次女。参加者のポスター作成の依頼を受けて会場にやってくる。

ヒュレンツ・アルトワール
アルトワール王国14代国王。大会の運営に追われる。初登場時とはうってかわり、魔法映像での開会宣言では王としての威厳と優秀さを見せる。

クゥ・ユンシェイ
本家脚龍の長。大会の影で不穏な動きを見せるが・・・?

オーヤ
本家脚龍の№2。フリーズ(フレッサ)と戦う。

感想

ついに武闘大会開幕です!!

国王ヒュレンツとの出会いからはじまり、魔獣狩りで莫大な資金を調達、念願かなっての開催です。

ニアとしては期待通りとはいかなかったようですが、周囲はそうでもない様子。

アルトワール王国内は完全にお祭り騒ぎです。

ここぞとばかりに魔法映像の撮影班も活動しています。

武闘大会だからでしょうか?

かつてニアがもめ事を起こした闇闘技場の関係者があちこちで登場しています。

魔法医シャイン
剣鬼アスマ・ヒノキ
夜の魔蝶スカーレット

といった面々が出てきています。

シャインとスカーレットはフレッサと知り合いとのこと。

スカーレットは武闘大会よりも魔法映像に関心があるらしく、映りたくて参加したことがフレッサから明かされています。

ニアからも魔法映像に向いてるかもしれないと思われており、案外そちらに進むかもしれません。

再登場と言えばシルヴァー家の次女リクルビタァもですね。

ニアがシルヴァー家を訪れて以来、全く登場しなかったリクル。

極度のあがり症なのでしかたないのでしょうが・・・。

今回は仕事でやってきました。運営から参加者のポスター作成を依頼されたのです。

王命なので断れなかったリクル。

ニアの助けを借りてなんとか仕事をこなしていきます。

アンゼルとガンドルフの絵もかきます。

その際にアクシデントからアンゼルに助けられることに。

なりゆきでお姫様抱っこをされます。

この話でこんなシーンが出てくるとは思いませんでした。

しかも組み合わせがまたスゴイ。

ガンドルフも天破流の同期であるレィタオから好意を持たれていることが発覚(レィタオは自覚していません)。

なにやら武闘大会とは関係ないところで、ニアの弟子たち(男性陣)にイベントが発生しています。

武闘大会以外にも各所で盛り上がりを見せる第7巻!!

今回は予選までで本戦は次巻以降となります。

本当の強豪同士の対戦はこれからなので楽しみです。

ニアの弟子たちはリーノ(リノキス)を含めて全員が予選突破。

彼らの本戦での活躍を期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。