KADOKAWAは2025年1月9日、老舗ライトノベル誌「ドラゴンマガジン」を3月発売の5月号をもって休刊すると発表しました。
ライトノベルや新文芸領域の事業体制を見直し、春にWebマガジン「メクリメクル」を立ち上げるとのことです。
思えば筆者も最初に読み始めたライトノベルは、ドラゴンマガジンで連載されていた作品でした。
懐かしく思う反面、寂しくもあります。
小説投稿サイトの登場や電子書籍の普及もあるのでしょうが残念です。
残念がってばかりでもしかたがないので、ドラゴンマガジンにちなんだなつかしいライトノベル作品3選を選びたいと思います。
あくまでも筆者の独断で選んでいますのでそこはご了承ください。
スクラップド・プリンセス
まず最初の作品は榊一郎さんによる『スクラップド・プリンセス』です。
イラストは安曇雪伸さんが担当されていました。
『聖グレンデル託宣』によって『世界を滅ぼす猛毒』と断じられた『廃棄王女』。
秘かに処刑されたはずの『廃棄王女』が実は生きていて・・・。
ここから始まる物語が『スクラップド・プリンセス』です。
『廃棄王女』であるパシフィカを主人公に、彼女を守る義兄シャノンと義姉ラクウェル、カスール三姉弟妹の逃避行が描かれます。
当初は西洋風ファンタジーだと思っていたのですが、物語が進むにつれて明かされる世界の真実には驚かされました。
物にはいろいろな見方があるのだなぁと思った記憶があります。
魔法戦士リウイ
次の作品は『魔法戦士リウイ』です。
『ロードス島戦記』で有名な水野良さんによる作品です。
物語は酒と女が大好きな魔術師見習いの青年リウイが、ミレル、ジーニ、メリッサという3人の女性冒険者にパーティーに誘われたことからはじまります。
神官であるメリッサが受けた啓示によってリウイはパーティーに加わりますが、他の3人からの扱いは非常に悪いです。
当初は嫌々ながらリウイと行動を共にしていた3人ですが、冒険を続ける中で次第に打ち解けていきます。
しかし、リウイがオーファン王国国王の隠し子と判明。
国を揺るがす陰謀に巻き込まれ、さらには世界の存亡にかかわる事件にも挑むことになります。
実は筆者はこのシリーズの完結巻『魔法の国の魔法戦士』だけ、これまで読んでいませんでした。
ドラゴンマガジン休刊を知り、それを思い出して電子書籍で読んでみました。
物語的には世界を救って大団円なのですが、リウイが最後に選んだヒロインが彼女だったとは・・・。
物語開始当初からは予想がつきません。
召喚教師リアルバウトハイスクール
最後は雑賀礼史さんによる『召喚教師リアルバウトハイスクール』です。
イラストはいのうえ空さんが担当。
海外で流浪の旅を続けていた南雲慶一郎が主人公。
慶一郎は母校・大門高校の恩師である藤堂からの依頼で教師として日本に帰ることになります。
そこで草彅静馬、御剣涼子らのクラスの担任となります。
”世界最強”とも言われる格闘家である慶一郎に他人に言えない”秘密”がありました。
それは異世界の巫女レイハによって召喚される勇者であるというものです。
主人公が教師で、世界最強の格闘家で、異世界に召喚される勇者とこれでもか要素が詰め込まれています。
果ては不可視の”神気”を操る”神威の拳”なるものも登場します。
主人公が格闘家なだけあって戦闘シーンは豊富です。
要素が多すぎてどんな結末をむかえるのか逆にわからなくなってしまいました。
物語はハッピーエンドで幕を閉じますが、慶一郎が難儀な人だったのを覚えています。
最初は圧倒的な戦闘力で、敵をぶちのめすヒーローかと思われましたが、人間的に大きな問題を抱えていることが後になって判明。
そのへんは慶一郎の出自にも関係してくるのですが、とにかく空虚な存在だった彼がよりどころを得て物語が終わりをむかえます。
本当によく終わったなと思いました。
なつかしい作品を楽しもう!!
なつかしのライトノベルを3作品、選んでみましたがドラゴンマガジン発の作品はまだまだあります。
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