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ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ レビュー

TOブックスから発売されているライトノベル、著者:餅月望 イラスト:Gilse ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~。アニメ化もされているのでそちらで知ったという方もいらっしゃるでしょう。知っているのはアニメだけで原作は知らないという方のために原作第一巻を紹介していきたいと思います。

ティアムーン帝国物語ってどんな話?

革命によって滅んだティアムーン帝国

断頭台で処刑された皇女ミーアは、次の瞬間にベッドの中で目を覚まします

20歳だったはずが12歳にまで時間が遡り、帝国の滅亡を回避するために奔走することになります。

主人公は誰?

この物語の主人公は冒頭で処刑されたミーア・ルーナ・ティアムーンです。

最初は帝国の滅亡や自らの処刑を夢だと考えますが、自らが記した「血染めの日記」を発見して考えを改めます。

「血染めの日記」と自らの記憶を頼りに、最悪の未来を変えるために行動を開始します。

ミーアはどんな事をするの?

簡単に言えば未来の改変です。自らの処刑を回避すべく、革命の発端となる国内の問題を解決していきます。

その結果、ミーアに対する周囲の評価はうなぎのぼりとなりますが、本人はあくまでも処刑回避が目的です。

物語の舞台は?

最初はティアムーン帝国で話が進みますが、途中からヴェールガ公国にあるセントノエル学園に移ります。

そこではさまざまな人物が登場しますが、その大半が前の時間軸ではミーアと敵対していました。

ですが、今回はまるで違う関係となっていきます。処刑回避のために帝国で奔走したミーア。その行動が評価されており、好感度が非常に高くなっています。

本人は避けようとしますが、不本意ながら関わることになってしまい、更に好感度を上げる結果となります。

感想

冒頭から主人公の処刑シーンから始まりますが、本編はコメディ色が強くなっております。

シリアスな部分もありますが、全体的に明るい雰囲気で読みやすいです。

個人的にはみんなで弁当作りに挑む話が気にいっていますが、あまり書くとネタバレになるのでほどほどにしておきます。

全体的に学園生活で占められていましたが、ミーアが立ち向かうべき問題はまだ解決されおらず、物語は続いていきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。