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ティアムーン帝国物語12~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ 感想、レビュー

TOブックスから発売中のティアムーン帝国物語12 著者:餅月望 イラスト:Gilesをご紹介します。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

ティアムーン帝国物語12〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜 [ 餅月望 ]

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あらすじ

ベルを失いつつも、蛇の巫女姫ヴァレンティナとの決着をつけたミーア。

そして、図書室でベルが現れたときの現象を再度目撃します。

予想通り、ベルが戻きたのです。

しかし、今回やってきたのはベルだけではなく……?

謎の少女パトリシア

ベルと共に現れた謎の少女。彼女はパトリシア・クラウジウスと名乗ります。

最初、ミーアはベルの姉妹と考えますが、それは本人によって否定されます。

ただ、その名前には聞き覚えがあり、ミーアの祖母と同じ名だったです。

更にミーアを驚かせることがありました。

パトリシアは「蛇」としての教育を受けた子供だったのです。

バルバラとの遭遇

パトリシアを連れてセントノエルの街を歩いていると、いるはずのない人物に遭遇するミーア。

それはかつて捕らえられたはずの「蛇」……バルバラでした。

パトリシアを人質にミーアを害そうとしますが、駆け付けたアベルに阻止されます。

その際に語られた彼女の過去に、ミーアたちはやりきれない思いを抱きます。

この時、バルバラに同情したパトリシア。

同時に奇妙な感覚を覚えるミーア。

一体何が起こったのでしょうか?

特別初頭部とユリウス

パトリシアが祖母であると確信したミーア。

「蛇」の思想を払しょくするため、彼女に教育を施すことに。

それがなぜかセントノエル学園で、孤児たちを集めた特別クラスを創る話に。

そのクラスの教師として招かれたのがユリウスです。

特に問題は見受けられないようですが……?

ヤナとキリル

ガドヌス港湾国からやってきたヤナとキリルの姉弟。

二人は「ヴァイサリアン」と呼ばれる海賊の末裔です。

「ヴァイサリアン」はガドヌスでは迫害の対象でした。

そのため、セントノエルに来た当初は警戒感をあらわにしており、姉のヤナはミーアにも食って掛かります。

ところがミーアは彼女を特別クラスのリーダーに任命。

ヤナを驚かせます。

意外にもパトリシアと仲良くなる二人。

彼女も満更でもない様子。

盗まれた祭具

ここで事件が発生します。

セントノエルで儀式に使う祭具が盗まれました。

犯人は不明ですが、学園内には特別クラスの子供たちを疑う空気が。

ミーアは集会を開き、疑いを晴らそうとします。

同じ頃、ベルとシュトリナは怪しい行動をとるユリウスを目撃。

彼の後を追います。

たどり着いたのはバルバラが幽閉されている場所でした。

ユリウスの行動の真意とは?

それは次巻で明かされることになります。

まとめ

再び現れたベル。そして、新たにやってきたパトリシア。

ミーアは困惑しつつも、最善の方法を模索します。

ただ、周囲の過剰な期待によって思わぬ方向へと進むのもいつものこと。

「蛇」の脅威も未だ残り続けており、問題は山積みです。

パトリシアについては伏線が張られていましたが、ミーアどころかベルよりも幼い姿での登場とは思いませんでした。

彼女の動向が今後のカギになることは間違いないでしょう。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。