TOブックスより発売中のティアムーン帝国物語9 著者：餅月望 イラスト：Gilesをご紹介します。
ネタバレも含みますのでご注意ください。
 | ティアムーン帝国物語9〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜 [ 餅月望 ] 価格:1399円 |
あらすじ
シオン暗殺を阻止すべく、サンクランドへとやってきたミーア。
シオンの弟であるエシャールに不穏な気配が。
また、反対勢力によって画策されたエメラルダの縁談。
ミーアはこれらを無事解決に導けるのか？
ミーアネット披露
反対勢力によってエシャールとエメラルダの縁談が公表されます。
しかし、ルードヴィッヒがそれを逆手にとって、ラフィーナの協力のもと、「ミーアネット」の構想を語ります。
ラフィーナもノリノリで加担しています。
ルートヴィッヒも得意げで、意外に気が合いそうですねこの二人。
シオン暗殺未遂
遂にシオン暗殺が決行されます。
ところが毒を飲んだのはシオンではなく、サンクランド王でした。
ティオーナとシュトリナによって命を救われる王。
動揺した貴族たちはシュトリナとミーアに疑いの目を向けます。
ここでエメラルダが吼え、ラフィーナは激怒。
気づいたミーアはうろたえます。
サンクランドでのエメラルダは情の厚さが前面に出ています。
何気にシュトリナにも好意を持たれました。
シオン対アベル
暗殺事件が解決し、エシャールへの沙汰も決まりました。
ここでシオンは、ミーアを賭けての決闘をアベルに挑みます。
流れ的にシオンは自らの敗北を悟っていたように見受けられます。
「王」としての責務を捨てられないことを知っていた。
だから、純粋にミーアを想うアベルには勝てない。
それを知っているようでした。
少し未来の話
少し先の話が語られます。ミーアが女帝になった後の話。シオンとエシャールのその後といった感じでしょうか。
シオンとティオーナの縁談。更にエシャールとエメラルダの結婚と続きます。
ティオーナとエメラルダは義理の姉妹となるわけですね。
エシャールがすっかり立ち直り、成長したことも語られます。
まとめ
シオンの暗殺から、ミーアを巡る決闘。
完璧超人と思われがちなシオンも、いろいろと思い悩んでいます。
ティオーナも所々で活躍しています。
そして、ラフィーナもこの辺りからどんどん面白くなってきます。
枷が外れた状態とでも言いましょうか……。
次巻から始まる騎馬王国編では、年相応の少女としてのラフィーナが随所で見られます。
是非、お確かめください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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