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悪役令嬢転生おじさん第7巻 感想、レビュー

少年画報社より発売中の『悪役令嬢転生おじさん』(作者:上山道朗)第7巻をご紹介します。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

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あらすじ

ハロウィンイベントの最中に元の家族との接触を果たしたグレイス(憲三郎)。

元の世界に戻るという目標を掲げ、グレイスとしての日々を過ごします。

憲三郎は自分が元の世界に帰った時に備えて日記を付けていました。

アンナと日記について話していると担任のガーネット先生が現れます。

星誕の儀

特別試験

ガーネット先生に連れられて2人がやって来たのは学園の中庭。

そこで告げられたのは特別な試験につていでした。

グレイスとアンナがその対象として選ばれ、受けるか否かを問われます。

2人は試験と受けると決めます。

捕らわれたビースト

特別試験である星誕の儀は魔法の試験。

2人の前に試験場所である塔が姿を現します。

ビーストを召喚するグレイスとアンナ。

すると2人のビーストは、ガーネット先生によって塔の最上階へと送られます。

試験の内容は党の最上階にいるビーストを助け出すこと。

ここから2人の挑戦が始まります。

各階の試験

第一の試験

最初の試験は副担任のラピ・ラズリが担当。

見た目は二足歩行のレッサーパンダなラピ・ラズリ。

自身が担当する魔法物理学に関する試験を課します。

第二の試験

第二の試験は魔法幾何学のオパールが担当。

カーリングに酷似したやり方で魔法陣を描くことが課題です。

第三の試験

担当者は魔法心理学のアンバー先生。

自分で自分を不真面目と言ってしまっています。

ただ、アンナの真っ直ぐさを目の当たりにして涙ぐむ場面も……。

ここでの試験は互いの信頼関係を試すためのものでした。

試験終了後、再びアンナの純粋さが発揮されます。

今度はアンバー先生だけでなく、グレイスまで涙ぐみました。

星の鏡と月の鏡

試験合格

4階へと進んだ2人を待ち構えていたのはガーネット先生でした。

ここで試験の終了を告げられ、合格の証であるアイテムを与えられます。

2人に渡されたのは2枚の鏡。

その鏡を使うことでビーストの待つ、最上階への道が開くとの事。

不吉なヴィジョン

早速、5階への道を開くため、合わせ鏡にする2人。

その瞬間、グレイスの目の前に現れたのは巨大な竜のような影。

その影がグレイスに攻撃しようとしたところでその光景は消えます。

目を開けるとオリオンがいました。

アンナとシリウスも一緒です。

学園長がやってきて、星誕の儀を終えた2人のビーストが進化することを告げられます。

そして、合わせ鏡を行った時に見えた影が進化した姿であるとも。

あくまでも可能性の姿であるため、そうならないようにする事もできるようです。

まとめ

これまで学園の教師は、学園長とガーネット先生しか出てきませんでした。

この巻で新たに3人の教師が登場し、科目が分かれていること明かされます。

普段の授業風景などほとんど描かれませんでしたのでかなり新鮮です。

ビーストの進化のためのイベントである星誕の儀ですが、やはりグレイスが受けるのものではありませんでした。

グレイスが見た不吉なヴィジョンは、悪役令嬢のままであったら現実となりそうです。

今のオリオンがそうなる可能性は低いように思われます。

ここで思い出されるのが、学園最後に母から受け取った手紙の内容。

グレイスに何らかの試練が降りかかることを暗示するものでした。

それが今回の件と関りがあるのかはまだわかりません。

波乱の予感を残しつつ、物語は続いていきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。