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【人物紹介】一勝千金 本郷姫奈

本郷姫奈(ほんごう・ひな)はWeb漫画サイト「裏サンデー」で連載中の漫画作品「一勝千金(原作:サンドロビッチ・ヤバ子 作画:MAAM)」の登場人物です。

有名お嬢様学校「皇桜女学院(こうようじょがくいん)」に通うお嬢様でありながら、裏格闘技団体「ヴァルキュリア」のスター選手として活躍中。

変わった経歴を持つ姫奈ですが、その過去はさらに謎に包まれています。

彼女の抱える謎が物語に大きく影響を及ぼし、周囲をも巻き込みます。

今回はそんな彼女についてご紹介していきたいと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

人物

身長:161㎝/体重:50㎏/年齢:17歳

皇桜女学院二年生。帰宅部。
社交的な性格で友人は多い。学業も優秀。
生徒会に勧誘されたことも。

一見すると人当たりの良い少女だが、カルト宗教団体”神の軍勢”教祖である高橋超源(たかはし・ちょうげん)の養子だった。

普段は表に出していないが、常識からかけ離れた思想の持ち主で、戦闘能力も異常に高い。

そして、それをふるうことにためらいがない。

天馬希望(てんま・のぞみ)の誘いを受けてヴァルキュリアに参加したのは、革命を起こすための同志を見つけるため。

強さに関して独自の基準を持っており、”速い人”との対戦を希望している。

反面、”遅い人”であるはずの希望(のぞみ)が自分の予想を上回ったことで興味を抱き、彼女に執着するようにもなる(ヴァルキュリアに入ったのは希望(のぞみ)への関心もある)。

ヴァルキュリアへの参加は了承したが、学校をおろそかにはしない。

姫奈は学校に特別な思い入れがあるらしく、学生生活を非常に楽しんでいる。

過去

カルト宗教団体”神の軍勢”の教祖である高橋超源(たかはし・ちょうげん)の養子だった。

同時に”神の軍勢”がつくった特殊部隊に所属し、あらゆる戦闘技術を叩き込まれた。

そこからさらに過去にさかのぼると、姫奈先生と呼ぶ人物から教えを受けていた。

先生は「現世(うつしよ)こそ地獄」と語り、この人物が姫奈の人格に多大な影響を与えたと思われる。

能力

姫奈は並外れた戦闘能力を持ち、それらは”神の軍勢”の特殊部隊での訓練で培われたもの。

その特殊部隊でつくられた格闘術”六道(りくどう)”を使う。

まだまだ謎の多い武術で、姫奈も本編では一度しか使用していない。

身体の腱(けん)が常人より強く、またそれを自在に操れる。

腱を極限まで収縮させて放つ六道・破天(りくどう・はてん)などを使いこなす。

関係者

天馬希望(てんま・のぞみ)
姫奈をヴァルキュリアに勧誘する。姫奈の基準から外れた強さを持っているため興味津々。

伊織いちか(いおり・いちか)
姫奈の情報を希望に教えた張本人。瀬名姉妹を連れてきた彼女にプレゼントと称して、”神の軍勢”が製造した化学兵器を職場(警視庁)に送る。

美谷はな(みたに・はな)
ハナと他のヤクザの話し合いの席に勝手についていき、見事に場をぶち壊した。
なぜか希望はさん付けで、イチカとハナはちゃん付けで呼ぶ。

高橋超源(たかはし・ちょうげん)
元養父。”神の軍勢”教祖だった彼の下で、戦闘技術を叩き込まれた。
ある信者の証言では、高橋が武力蜂起を主張しだしたのは、姫奈を養子にしてからとされている。

先生
正体不明の人物。姫奈の回想にのみ登場している。
姫奈をふくめた幼い子供たちに「現世(うつしよ)こそ地獄」と語り、子供たちに「新世界の母」となるようにうながしていた。
顔一面に★マークがあるような描写がされているが真偽は不明(姫奈のイメージともとれる)。

東雲レイ(しののめ・れい)
姫奈と同じく”先生”の教えを受けた星の子供の1人。
姫奈を崇拝しており、”神の軍勢”が製造した化学兵器の管理にも協力している。

まとめ

一勝千金を語るうえで欠かせない人物。

そもそもタイトルが、姫奈がヴァルキュリアで提示した多額の賞金から由来していると思われます。

はたから見ていると普通の学生にしか見えない姫奈ですが、その思考は危険そのもの。

必要とあれば暴力へのためらいが全く見られません。

自分の前に現れた希望に戸惑うこともなく、その攻撃をかわして反撃。

美谷はなと井上菅也(惨歯組組長)の話し合いに同席して、いきなり相手の関係者を殴り倒す。

といった具合にためらいがありません。

そんな姫奈ですが、頭が悪いわけでもなく、化学兵器を盾に公安の監視を中止させたりもしています。

まさに少女の姿をした”怪物”といえるでしょう。

彼女は最初からこうだったわけではなく、”先生”と呼ばれる人物によってそう教育されたことが明かされています。

姫奈は星の子供と呼ばれる存在の1人で、その子供たちは互いに潰し合うように育てられているとのこと。

最後の1人ーーー”最後の星”が決まった時、”新世界”がはじまると姫奈とレイが語っています。

現実味のない話ですが、実際に星の子供は存在し、姫奈とレイはそのために行動しています。

”神の軍勢”でさえも姫奈に利用されたにすぎません。

そして、姫奈とレイ以外にも子供たちは存在し、互いに潰し合うことになります。

姫奈が所属するヴァルキュリアも無関係とはいかないでしょう。

姫奈と星の子供たちが、今後の物語に大きく影響することは間違いなく目が離せません。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。