伊織いちかはWeb漫画サイト「裏サンデー」で連載中の漫画作品「一勝千金(原作:サンドロビッチ・ヤバ子 作画:MAAM)」に登場する人物です。
警視庁に勤める現役の警察官でありながら、裏格闘団体ヴァルキュリアの運営に協力しています。
参加する選手の勧誘などを主に担当しており、重要人物である本郷姫奈(ほんごう・ひな)の情報をだしたのも彼女。
そういった意味でも欠かせない人物でもあります。
今回はそんな伊織いちかについてご紹介します。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
人物
身長:171㎝/体重:60㎏/年齢:27歳
警視庁勤めの警察官。階級は巡査部長。
ヴァルキュリアのオーナーである天馬希望(てんま・のぞみ)とは小学校からの腐れ縁。
中学から一緒に行動するようになった美谷はな(みたに・はな)を含めて、現在でも3人で仲良くやっている。
ヴァルキュリアの運営にも関与しており、主に選手集めを行っている。
経歴
元は警視庁の暴力団対策課だったが、成果を出すためにかなり危険なことをやっていた。
そして、そりの合わない上司を半殺しにして少年課に異動となる(実質飼い殺し)。
押収品の横流しを行うなどかなりの不良警官。
当然、警察組織では浮いた存在だが、唯一機動隊所属の先輩だけは尊敬しているらしい。
本郷姫奈(ほんごう・ひな)に関わったことで警視総監である竹雅春(たけ・まさはる)から呼び出しを受ける。
臆することもなく逆に平然と要求をする胆力も持つ。
その後、1DAYトーナメントのお礼として姫奈が、”神の軍勢”の化学兵器を送ってきたことで状況が一変。
警視総監をはじめとするお偉方は大喜びで、同僚からは絶賛される。
(あまりにも大事になったため、本人はクビを覚悟していた)
危うく昇進までさせられそうになったらしい。
能力
希望によると3人の中では一番格闘センスがある。
また、”恐悪凶人姉妹”として名高い瀬名姉妹を逮捕したのもイチカ。
本人は姉妹2人がかりでは手に負えないと言っていたが、瀬名りこからはボコられたと言われている。
回想シーンのイチカは鉄パイプを持っていたので、あくまでも素手限定の話なのかもしれない。
イチカの場合、高い戦闘センスだけでなく、その圧倒的な狂気が最大の武器。
小手先の技術など吹き飛ばしてしまうほど。
選手として参加した殺戮武闘会(さつりくぶとうかい)との交流戦でいかんなくソレを発揮。
相手の頭を鷲掴みにして壁に何度も打ちつける。
喉笛に噛みつく。
腕をめり込ませて横隔膜を押さえて呼吸を止める。
などといった行為を平然と行っている。
関係者
天馬希望(てんま・のぞみ)
小学校から腐れ縁。彼女が立ち上げたヴァルキュリアの運営に参加する。
主に選手の勧誘を担当。
美谷はな(みたに・はな)
神宮組組長。中学で希望といちかと知り合い、現在まで付き合いが続いている。
暴力団対策課だった時はいろいろと便宜を図っていたらしい。
本郷姫奈(ほんごう・ひな)
元は公安警察の監視対象だったほどの危険人物。彼女を情報を希望たちに教えたことで全てがはじまったとも言える。
竹 雅春(たけ・まさはる)
警視総監。イチカにとっては雲の上の人のはずだが、姫奈の件で呼び出しを受けても平然としていた。
当初は威圧的だったが、化学兵器の回収に成功したことで態度を一変。非常に協力的になる。
瀬名りこ
”恐悪凶人姉妹”こと瀬名姉妹の姉。少年課の刑事であるイチカに逮捕された過去がある。
それが縁でイチカは彼女たちをヴァルキュリアに勧誘。
彼女から見てもキレたイチカは怖いらしい。
瀬名りく
”恐悪凶人姉妹”こと瀬名姉妹の妹。交流戦の代表にイチカを推薦したのは彼女。
李 昭信(り・あきのぶ)
日本三大暴力団の一つである仁和組の若頭。暴力団対策課時代に面識があった。
桜井 杏(さくらい・あん)
闇医者。学生時代の友人。
まとめ
警察官でありながら裏格闘団体に協力している伊織いちか。
警察官の立場を利用として、参加選手などを勧誘を担当。
その言動は警察官とは思えない者が多く、仁和組の関係者からは「本当は同業者なんじゃ・・・」と思われます。
また、久しぶりに再会した学生時代の友人である桜井杏からは、「彼女警察官だよね? ヤクザじゃなくて・・・」と確認される始末。
本人はまったく気にしておらず、我が道を行っていますが・・・。
基本的には運営に徹していますが、殺戮武闘会との交流戦では人材不足から選手として参加することに。
普段の言動を上回る狂気を見せつけて勝利をおさめます。
交流戦の勝利でヴァルキュリアも更なる飛躍を遂げ、参加選手の数も増えました。
選手の勧誘を担当しているイチカは、警察内部でも極秘の凶悪犯罪者リストから、選手を発掘しようとしています。
果たしてどんな選手が登場するのか?
そのあたりの期待も高まります。