漫画

【人物紹介】一勝千金 瀬名りこ

瀬名りこ(せな・りこ)はWeb漫画サイト『裏サンデー』(小学館)で連載中の漫画作品『一勝千金(原作:サンドロビッチ・ヤバ子 作画:MAAM)』に登場する人物です。

妹である瀬名りくと共に”恐悪凶人姉妹”として知られる彼女。

かつて自分たち姉妹を逮捕した伊織いちかの誘いで、裏格闘技団体『戦乙女(ヴァルキュリア)』に選手として参加ます。

その類まれなる身体能力をフルに活用し、非常にパワフルな戦い方を見せます。

そんな瀬名りこの人物像とこれまでの戦歴をご紹介します。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

人物

身長:183㎝/体重:83㎏/年齢:20歳

”恐悪凶人姉妹”の姉。埼玉のレディース『地獄ガールズ(ヘルガールズ)』の元ヘッド。
プロテインにこだわりがあるらしい。

身体能力が非常に高く筋骨隆々でありながら、100mを11秒台で走る。
中学時代、助っ人ではいった柔道部で未経験ながら全国ベスト4までいっている。

さらに
芯をとらえればポリカーボネート製の盾をぶち抜く剛拳。
喧嘩キックはナナハン(大型バイク)をもふっ飛ばす。
などそのパワーは作中でも屈指。

二つ名が”恐悪凶人姉妹(姉)”となっているが、作中ではそこまで凶悪なふるまいはしていない。

本郷姫奈伊織いちかの方が狂気的な面を見せている)

他の選手とも試合以外では普通に接しているし、運営の3人にも彼女なりに丁寧に対応している。

頭の方がかなり残念で基本的に難しいことは考えられず、思考はいたってシンプル。

逆に根に持つようなこともないといえる。

関係者

瀬名りく(せな・りく)
妹。姉妹仲は良い。
ただ、頭のできに関しては信用がないのか、けっこうな言われ方をしている。

伊織いちか(いおり・いちか)
かつて瀬名姉妹を逮捕した。出所していた瀬名姉妹を自らが関わる『戦乙女』に勧誘する。

柚巴・リー(ゆずは・りー)
『戦乙女』デビュー戦での対戦相手。
トーナメント後は姉妹で、柚巴とお疲れさま会に行くなど普通に接している。

葉月ゆう(はづき・ゆう)
交流戦での対戦相手。
体格でりこに匹敵し、高い格闘技術を持つ。
さらにはチタン製の骨という隠し玉さえ持っていた。

天馬希望(てんま・のぞみ)
『戦乙女』のオーナー。瀬名姉妹の雇い主。

VS柚巴・リー

1DAYトーナメント初戦。りこにとっては『戦乙女』でのデビュー戦。

対戦相手は”爆裂カンフーガール”こと柚巴・リー

裏格闘技団体『殺戮武闘会(さつりくぶとうかい)』の女子王者であり、珍意六合拳をつかう拳法家。

生粋のパワーファイターであるりことは真逆の相手です。

規格外のパワーとタフネスで柚巴と渡り合いますが、壁際に追い込まれてリングアウト負けとなります。

VS若月ゆう

『殺戮武闘会』との交流戦での試合。

対戦相手は”継ぎ接ぎの怪物(パッチワークモンスター)”こと葉月ゆう(はづき・ゆう)

りこに匹敵する体格の持ち主ですが、戦い方は全く違います。

高度なボクシングテクニックを持ち、さらには骨の大半をチタン製に交換している葉月。

りこは持ち前のパワーで反撃しますが、それもチタン製の骨によって効果を半減させられます。

ですが、そこはりこ。

難しい理屈は考えずに全力で攻撃を繰り出します。

結果、骨は無事でも内臓などへのダメージが蓄積した葉月。

そして、りこの渾身の一撃を受けて倒れます。

試合はりこの勝利に終わり、交流戦も『戦乙女』の勝利で幕を下ろします。

交流戦後

交流戦を勝利で終えた『戦乙女』は大きく躍進を遂げます。

ただ、りこ本人は交流戦でのダメージが大きかったらしく現在は療養中。

今後の活躍に期待です。

まとめ

作中でも屈指の身体能力を誇る瀬名りこ

彼女の試合はどれもド派手なものとなっています。

反面、頭のできは今一つですが、それは短所であり長所にもなっています。

相手のペースに流されず、自分のやり方を貫く。

考え過ぎて萎縮するようなこともない。

特に葉月ゆうとの一戦は、そのシンプルな思考がプラスに働いた例ですね。

異常な打たれ強さを見せる葉月に対して、臆することなく真正面からねじ伏せました。

下手に考え込むと実力を十分に発揮できない場合もあるでしょう。

葉月に対してりこは頑丈なだけと考え、渾身の力を込めた攻撃を繰り出します。

結果、りこは勝利をつかみとることに成功。

交流戦も『戦乙女』の勝利で終わり、団体も新たなステージへと上がります。

ただ、この一戦でのダメージは大きく、さすがのりこでも療養することに。

『戦乙女』全体が盛り上がり始めたので、新たな舞台でのりこの活躍が期待されます。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。