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【漫画】一勝千金 第2巻 感想

裏サンデーコミックス(小学館)より発売中の「一勝千金(原作:サンドロビッチ・ヤバ子 作画:MAAM)第2巻をご紹介します。

第1巻はヴァルキュリアの旗揚げがメインに物語が進行しましたが、第2巻はバトルがメインとなります。

ヴァルキュリアで開催された1DAYトーナメントの試合が収録されています。

迫力のファイトシーンが満載なのでおススメです。

その第2巻の内容を筆者の感想を交えてご紹介します。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじ

ヴァルキュリアで開催された1DAYトーナメント。

本郷姫奈と瀬名りくの試合から始まりました。

これまで全ての試合を瞬殺で決めてきた姫奈。

そんな彼女を相手に渡り合う瀬名りく!!

そして、第2試合はリー柚巴VS瀬名りこ。

対照的な2人の戦いはどうなるか!?

用語

六道(りくどう)
神の軍勢特殊部隊が開発したとされる武術。
徒手格闘、武記述なんでもあり。
旧共産国軍隊格闘技をベースにしているらしいが、詳細については不明。
特殊部隊に所属していた本郷姫奈(ほんごう ひな)もこれを使う。

殺戮武闘会(さつりくぶとうかい)
かなり規模の大きい裏格闘技団体。
ルール、反則、審判、リングの全てがない。
それゆえに最も過激な団体といわれる。
登録選手数は92名で、うち女子選手は27名。

仁和組(にわぐみ)
日本三大暴力団の一つ。惨歯組は仁和組の三次団体に当たる。

惨歯組(さんばぐみ)
殺戮武闘会を仕切っている暴力団。

登場人物

瀬名 りく(せな りく)
”恐悪凶人姉妹”の妹。ファイトスタイルは喧嘩殺法だが、格闘センスは希望が認めるほど。
打撃主体の戦法で戦い、”ぶっ殺しラッシュ”という連打を得意とする。

瀬名 りこ(せな りこ)
”恐悪凶人姉妹”の姉。瀬名姉妹伝説の八割はりこによるもの。
妹のリコとはファイトスタイルがまるで異なる。
恵まれた体格を活かす生粋のパワーファイター。

柚巴・リー(ゆずは りー)
本名は李 柚巴(り ゆずは)。異名は”爆裂カンフーガール”。
裏格闘技団体「殺戮武闘会」の女子王者。
珍意六合拳(ちんいろくごうけん)を使う徹底したテクニカルファイター。

井上 菅也(いのうえ すがや)
日本三大暴力団「仁和組」の三次団体「惨歯組」の組長。
美谷はなを快く思っておらず、柚巴のヴァルキュリア移籍に文句をつける。
最終的にヴァルキュリアと神宮寺組を潰そうとしている。

新村 つかさ(にいむら つかさ)
ヴァルキュリアのMC兼レフェリーを務める女性。第0話を除きほぼ全ての試合を担当している。

先生
本郷姫奈の回想シーンに出てきた不気味な人物。
顔は判別できなかったが、教室と思われる場所で姫奈を含めた数人の子供たちに「現世(うつしよ)こそ地獄」など、かなり不穏な言葉を語っていた。
姫奈の性格はこの人物の影響を強く受けていると思われる。

感想

本格的にスタートしたトーナメント!!

これまで瞬殺劇で全ての試合を決めてきた姫奈でしたが、瀬名りくは姫奈相手にも怯みません。

容赦のない殴り合いが展開されます。

筆者としては第2試合が印象に残りました。

柚巴リーVS瀬名りこ!!

非常に対照的な2人の戦いは見ものです。

殺戮武闘会の女子王者である柚巴は多彩な技の持ち主。

一方の瀬名りこは技も何もない頑強な肉体の生粋のパワーファイター。

技と力のぶつかり合いは格闘マンガの王道ですね。

2人の戦いは凄まじくリングも破損するほど。

技量を活かしてりこの攻撃をかわしながら攻撃を続ける柚巴。

ただし、一撃でも直撃すればそれで終わるパワーを持つのが瀬名りこ。

ほんとうに気の抜けない試合となります。

トーナメント終了後、イチカに対するお礼として警視庁に化学兵器を送りつける姫奈。

未回収の化学兵器が発見されたことで警視総監を含むお偉方が大喜びです。

警視総監「竹雅春(たけ・まさはる)」の手のひら返しが凄い!!

第1巻で登場した時の圧はどこへやら・・・。

もみ手をしながらイチカに接する変わりようです。

危うく(?)昇進させられるところだったと、イチカ本人が語っているので本当に喜んでいるのでしょう。

使用されれば計り知れない被害を生み出す化学兵器が野放しなど悪夢でしかありません。

ただ、何も知らずに運ばされた業者が一番かわいそうですね。

万が一、漏れでもしたら大変ですから・・・・・。

姫奈が化学兵器を軽く考えているのでしょうね。

送り付けたボンベと同じものが転がる部屋で寝ているのですから。

本郷姫奈という人物にはまだまだ謎がありそうです。

彼女の謎が明かされるのいつなのか!?

それを楽しみにしつつ、今回はこれまでとさせていただきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。