漫画

【一勝千金】 交流戦編

Web漫画サイト『裏サンデー』で連載中の漫画作品『一勝千金(原作:サンドロビッチ・ヤバ子 作画:MAAM)』で、裏格闘団体『戦乙女(ヴァルキュリア)』『殺戮武闘会(さつりくぶとうかい)』によって行われた交流戦についてご紹介します。

柚巴・リー『戦乙女』への移籍によって、『殺戮武闘会』を運営する惨歯組との間に確執が生まれます。

当初は話し合いで解決しようとしますが、惨歯組組長である井上菅也美谷はなを侮り、『戦乙女』を潰そうとします。

ですが、本郷姫奈が話し合いの場に同席したことで事態が急転。

姫奈が殺戮武闘会の選手を殴り倒してしまい、惨歯組の面子は丸つぶれ。

天馬希望とハナは絶望しますが、伊織いちかだけは余裕の態度を見せます。

惨歯組の上位団体である仁和組の会長は、ハナの父親とは親友であり、ハナのことも娘のように気にかけていました。

これまでも秘密裏にハナの神宮寺組を支援しており、仁和組若頭である李昭信(り・あきのぶ)は、井上を叱責して詫びとして『戦乙女』『殺戮武闘会』の交流戦を提案。

双方3名の代表を選出し、試合を行うことになりました。

絶体絶命の危機を脱し、相手からの思わぬ申し出に安堵する希望たち

果たして他団体との試合はどういった結末を迎えるのか?

双方の代表選手と各試合についてご紹介します。

ネタバレも含みますのでご注意ください。

惨歯組との確執

女子王者である柚巴・リー『戦乙女』に移籍したことで、『殺戮武闘会』を運営する惨歯組との間に確執が生まれます。

参歯組の組長である井上菅也は、神宮寺組組長である美谷はなを快く思っておらず、『戦乙女』を潰そうと画策。

日本三大暴力団の一つである仁和組の傘下である惨歯組。

井上はそれをかさに着て、交渉の場で高圧的な態度に出ます。

しかし、同席していた本郷姫奈によってメンツを丸つぶれにされます。

その話をハナから聞かされた天馬希望は頭を抱えますが、伊織いちかの手回しによって難を逃れます。

井上は上層部から叱責され、『戦乙女』『殺戮武闘会』の交流戦を行うことに・・・。

まさかの事態

『戦乙女』のオーナーである天馬希望(てんま・のぞみ)は、交流戦の代表を選ぶために選手たちを召集します。

しかし、ここで問題が発生。

選手の大半が1DAYトーナメントでの怪我が治っておらず、瀬名りこ以外は出られないという事態に。

新興団体ゆえの選手層の薄さが浮き彫りになります。

悩んだ末に伊織いちか美谷はなの両名が出場することに。

イチカを推薦したのは瀬名りく

かつてイチカに逮捕された瀬名姉妹は、その恐ろしさをよく知っていました。

3人目に名乗りを上げたのは美谷はな

姫奈希望を推しましたが、目の問題があったためハナに止められました。

その際にハナが名乗りを上げました。

こうして『戦乙女』代表3名が決定し、『殺戮武闘会』との交流戦本番を迎えます。

諦めない井上

一方、上層部からお叱りを受けた井上

往生際悪く、『戦乙女』潰しを企みます。

交流戦の代表として、『殺戮武闘会』では危険すぎて使えなかった3名の選手を出します。

雪平さら、渡辺カレン、若月ゆうの3人。

誰もが試合中に相手を死に至らしめた危険人物たち。

『戦乙女』の代表選手を潰し、団体の消滅を狙う井上

更にハナ本人が出場すると知って狂喜します。

対戦相手となった渡辺カレンにハナの殺害を依頼するほどでした。

対戦表

ヴァルキュリア代表
”ダーティーコップ”伊織いちか
”はんなり極道”美谷はな
”恐悪凶人姉妹(姉)”瀬名りこ

殺戮武闘会代表
”病魔”雪平さら
”殺人女王”渡辺カレン
”継ぎ接ぎの怪物”若月ゆう

先鋒戦 伊織いちかVS雪平さら

伊織いちかの対戦相手は、魂神流空手の使い手である雪平さら。

魂神流空手道は実戦での強さを追求した空手の流派。

イチカの戦い方は純然たる暴力といった感じでした。

顔面を鷲掴みにして、試合場の壁に打ち付ける。

喉笛に噛みついた状態で、横隔膜を押さえて呼吸を止める。

どれを見ても狂気を感じさせるものです。

これでイチカの本職は警察官なのですから信じられません。

中堅戦 美谷はなVS渡辺カレン

美人2人の対決とあって会場は大盛り上がり。

そんな中、様子を見に来ていた仁和組の李は不安を感じます。

ハナの対戦相手である渡辺カレンは、プロの殺し屋でした。

李は彼女を快楽殺人鬼と断言しています。

結果はカレンの勝利でしたが、実際はハナの八百長でした。

殺戮武闘会の面子を慮ってのことでした。

試合後、シャワー室でカレンに襲われるハナ。

狙われていることに気付いていたため返り討ちにします。

大将戦 瀬名りこVS若月ゆう

残るは大将戦のみ。

筋骨隆々の2人が相まみえます。

喧嘩殺法のリコに対して、若月ゆうはボクシングで対抗します。

高いボクシング技術を見せる若月。

リコは持ち前のパワーでねじ伏せようとしますが、上手くいきません。

若月は過去に瀕死の重傷を負った際、骨格の大半をチタンに交換していました。

それがリコの怪力にも耐える秘密でした。

しかし、その頑丈さを圧倒的なパワーで打ち破るリコ。

大将戦の勝利をもって、交流戦はヴァルキュリアの勝利に終わります。

まとめ

殺戮武闘会との交流戦。

1DAYトーナメントの結果、負傷者続出で選手が足りなくなった『戦乙女』

運営である伊織いちか美谷はなが出場することでしのぎます。

予想以上の活躍を見せる2人。

殺戮武闘会側の代表3人も個性的な面々でした。

交流戦後、雪平さら『戦乙女』に移籍。

渡辺カレンは命を狙ったことをチャラにしてもらう代わりに、ハナの情報収集担当となります。

若月ゆうはその後はまだ描かれていませんが、再登場を期待したいところです。

懲りずにハナを狙った井上は、悪事がバレて遠洋漁業おくりという結果に。

結果としては『戦乙女』の大金星。

会場も大いに盛り上がりを見せました。

勝利にわく『戦乙女』は、さらなる躍進を期待させます。

ABOUT ME
カルカタナ
これまでの人生をふりかえって目標がいかに大切かを感じました。 一念発起してブログをはじめ、毎日一記事の更新を目指しています。